あなたの資産を増やす運用シュミレーションまとめ

資産運用
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資産運用を始めたいと思っても、実際にどれくらいのお金がかかるのか、どれくらいの期間が必要なのか、またどれくらい利益が上げらるのかイメージがつきにくいと思います。

そこで今回、いくつかのシュミーションを基にあなたの資産運用後の利益額や運用先などをまとめてみたいと思います。

今回の資産運用シュミレーションの条件

  • 年間の運用利回り:1%、3%、5%、7%、10%
  • 複利ので計算
  • 積立投資と一括投資の2つパターン
  • 運用益にかかる約20%の税金は考えない

この条件でみていきたいと思います。

複利とは元本に運用利益を足して再投資する事を言います。

詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

複利での運用をおすすめする理由
運用方法には複利と単利という2つの方法で得られる利益があります。どちらの運用方法があなたの目的を達成させる手助けとなるのか比較します。まず複利での運用は長期で投資を考えている人におすすめで、じっくりと投資をする場合に大きな力になります。
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毎月1万円の積立投資

毎月1万円を積立てた場合のシュミレーションになります。

このシュミレーションで言うと、運用先として考えられるは多くありますが、分かりやすいのでは株式投資投資信託生命保険(変動型)などが挙げられます。

毎月1万円を30年間積み立てるので、投資総額は360万円になります。

各パーセントでの10年、20年、30年後の運用額はこのようになります。

毎年7%で運用できれば、30年後には3倍程度に資産が増えますが、毎年7%の利回りはかなり難しいと思います。

実際は浮き沈みしながらという事になると思いますが、たとえば東証1部に上場している企業の、一株当たりの利益が平均が7%程度と言われています。ただ実際にはその利益から、企業を成長させるために、設備や人的な投資を行うので、実際にはもっと少ない率が株主に還元されます。

一株当たりの株式益回りはコチラを参考にして下さい。

この記事を書いた2018年8月2日時点では、予想は6.57%となっています。

おそらくこれが巷で言われている、7%成長の由来となっているものかと思います。

1株当たり税引利益を株価で割ったもの。株式を分析するときの指標のひとつでPER(株価収益率)の逆数。一般にPERが低いほど株価が割安とされるのに対して、株式益利回りが高いほど、株価は割安と考えられる。

株式益利回り(%)=(1株当たり純利益÷株価)×100

参照:野村証券 証券用語解説集

実際の平均配当利回りはこのページの株式益回りの下に表示されています。。

2018年8月2日現在で、東証1部全銘柄で予想は1.68%くらいです。

いきなり株式投資は難しそうと考えている方は、投資信託でもこうした上場企業の株価の動きをベンチマークにした商品が多くあります。それらをインデックス型と言います。基本的には日経平均などに合わせて運用できるように設計されている商品です。

またインデックスよりも高い利回りを目指すものがアクティブ型と言います。アクティブ型は高いもので20%以上の利回りを出している商品もあります。但しインデックスよりも手数料が高くなります。

私はiDeCoを契約しているのですが「ひふみ年金」アクティブ型と「ニッセイ外国株インデックス」インデックス型の両方を入れています。

こちらも参考にしてください。

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一括で360万円を資産運用

一括で360万円となると結構おおきな金額です。例えるとすれば不動産投資などが考えられます。頭金としてこれぐらいのお金を入れる場合はあるかと思います。

各パーセントでの10年、20年、30年後の運用額はこのようになります。

積立よりも利回りは高くなっていますね。それだけリスクが高いという事は忘れないで下さい。

5%で既に4倍近くの資産に成長しています。

不動産投資であれば5%は考えられる利回りだと思います。

ただ30年間というのは非常に長い期間になるので、その間にメンテナンス費用などで、トータルはこの数字よりも低くなるかと思います。

不動産であれば物件が手に入るのでまだいいですが、それ以外で考えると360万円を一括で投資する勇気は私にまだはありません。

お金持ちであればできるかもしれません。

これを見ていると昔からよく言われている「お金があるところにはお金が入る」というのは、やはりお金を持っている人は、こんな形の投資もできるということなんでしょうか。羨ましいかぎりです。

一括で100万円を資産運用

ちなみに100万円一括投資した場合も作ってみました。

100万円であれば何とかすれば、用意できるかも?という金額ではないでしょうか。

各パーセントでの10年、20年、30年後の運用額はこのようになります。

でも100万円ですからね、大きな金額です。

最終の利回りは360万円の時と同じですが、金額にはインパクトが無くなりました。

この金額で考えられるのは、海外で資産運用するケースでしょうか。

私も海外での資産運用をしています。

2017年に香港HSBCで銀行口座を開設して、生命保険で運用しています。私の契約したものは年間US10,000ドル以上という基準がありました。

他の商品も見たのですが、やはりそれくらいの縛りはありました。

もちろん100万円一括ではなく、もう少し金額を抑えた積立ていく商品もあります。

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まとめ

あなたが考えていたシュミレーションはあったでしょうか?あくまでシュミレーションなので必ずこうなるというものではありませんので、勘違いしないでくださいね。

3つのパターンを作りましたが、私がおすすめするのは一括投資ではなく、毎月の1万円ずつでも積立ていく投資です。

一括投資は投資するタイミングが非常に重要になります。

右肩上がりのタイミングであれば問題はありませんが、投資したタイミングが右肩下がりになると大きな損失になります。

ハイリスク、ハイリターンの資産運用となります。

積立投資は、逆のローリスク、ローリターンですが、運用利回りによっては大きく資産を育てる事も出来ます。

資産運用は多くの運用先があります。あなたに合った運用先を選んでください。

運用先の比較もしているので、こちらも参考にしてください。

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