これから資産運用を始めようと考えているあなたは、ウェスナビなどのロボットアドバイザーの実力はどんなものか?と色々と調べているかと思います。
ここではウェルスナビの評判、メリット・デメリットから、5名の方の運用実績、ロボットアドバイザーではウェルスナビだけの機能「DeTAX(デタックス)」について、全てまとめてお伝えしたいと思います。
ウェルスナビはあなたの資産運用での悩みを全て解決してくれるサービスです。
更にノーベル賞受賞者が提唱した投資理論をベースとしたアルゴリズムで、あなたの資産運用を強力にバックアップしてくれます。
それではウェルスナビについて詳しく解説していきたいと思います。
ウェルスナビに全てお任せの資産運用
まず初めに実はロボットアドバイザーには2つのタイプがあるのをご存知ですか?
- アセットロケーション・ポートフォリオ作成から購入、リバランスまで全てを任せるタイプ
- 最初にアセットロケーション・ポートフォリオだけを作成してくれるタイプ
※このタイプでは実際の購入とリバランスは自分で行わなくてはいけません。

アセットロケーション?ポートフォリオ?リバランス?
初心者にとっては、言葉の意味もよく分からないかと思うので、簡単に説明します。
アセットロケーションとは、大まかな資産分配の事で、例えば「国内株式」50%、「外国株式」50%とします。
次にポートフォリオでは、「日本株式」であれば、具体的にどの会社の株(銘柄)にするのか決め、決めた銘柄を購入します。
最後にリバランスは、最初に決めたバランスが崩れていたり、リスクなども考慮して資金を再分配することです。
まずこれらの決定をする為には、あなたのリスクの許容度を知る必要があります。
これから紹介する「ウェルスナビ」は、それら全てを一任できるロボットアドバイザーです。
アセットロケーション・ポートフォリオ作成・購入・リバランス
全てウェルスナビがあなたに代わって自動でやってくれます。

でもリスクの許容度なんて自分ではよく分からないよ
ウェルスナビでは最初に簡単な質問に答えるだけで、無料であなたのリスク許容度を診断してくれます。
まずはウェルスナビのTOPページに行き「無料診断」であなたのリスクの許容度を計りましょう。
あなたの許容度がどれくらいなのか、またあなたに合った運用プランも一緒に提案もしてくれます。
ウェルスナビとはどんな会社?
会社名 | ウェルスナビ株式会社 |
会社住所 | 東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル9F |
設立年月日 | 2015年4月28日 |
資本金 | 57億7,682万円(資本剰余金含む) ※2019年12月26日現在 |
商品名・サービス | WealthNavi(ウェルスナビ) |
まだ設立して8年目の会社ですが、WealthNavi(ウェルスナビ)のサービス開始から約2年で、預かり資産が1000億円を突破したそうです。
追記:2020年6月12日
なんと既に預かり資産は2500億円を突破しました!
WealthNaviは、2016年7月の正式リリースから約3年10カ月となる2020年6月4日時点で、預かり資産2500億円、口座数31万口座を突破しました。今後も「長期・積立・分散」の資産運用に取り組む方々をサポートできるよう、サービスの改善やわかりやすい情報発信を続けていきます。https://t.co/h0f1d9cB2H
— WealthNavi(ウェルスナビ) (@WealthNavi) June 5, 2020

あまり急成長だと心配になるけど、倒産したりしないよね?
私もそう思ったので詳しく調べてみました。
お客様の全資産は、当社が保有する資産と明確に区分して分別管理することにより、万が一当社が破綻しても確実に保護されます。
さらに、破綻したときに分別管理に不備があった場合でも、返還できないお客様の資産について日本投資者保護基金が1000万円まで補償します。
日本投資者保護基金ウェブサイト:http://jipf.or.jp/introduction/index.html
引用:ウェルスナビ株式会社
いきなり1000万円もの高額で資産運用を始める方は少ないと思いますが、万が一会社が倒産しても、ほとんど人はこの保証制度でカバーされます。

あとウェルスナビの投資に対する考え方は?
そこは気になるところですね、私もiDeCoで「ひふみ年金」に投資しているのも、運用者がどんな考え方で投資をしているのか、という部分だったので、その点についても確認しました。
WealthNavi は、30 代~50 代の忙しく働く世代を中心とする、将来に向けた資産形成に取り組む方々の力になりたいと考えています。
そのために、世界の富裕層や機関投資家が行っている長期的な国際分散投資が誰でも行えるようなサービスを立ち上げました。
WealthNavi がご提供するのは、長期的視点から資産形成を行う際の中核(コア)となりうる、米ドル建てで最適化された国際分散投資のポートフォリオです。
引用:「ウェルスナビ株式会社(ホワイトペーパー)」より
ココにもあるように、長期で分散しての投資が考え方の中心です。
ウェルスナビのホームページ内のコラムでも、資産運用の王道「長期」「積立」「分散」について、詳しく説明しています。

資産運用の考え方は、リスクを抑えた正攻法な運用方法だね

ここまで来ると社長もどんな人か気になるね
そうですね、社長のインタビュー記事もあったので引用します。
WealthNaviをご利用の皆さんへ、メッセージをお願いします。
まず、創業間もなく、未だ成長フェーズにある「WealthNavi」を選んで、資産を育てていただいていることに心より感謝します。
WealthNaviは、ETF(上場投資信託)を通じて世界中の資産にバランスよく投資し、長い目でリターンの最大化を目指しています。
お客様にも、ぜひ長い目でWealthNaviの資産運用を見守っていただきたいと思っています。
働く世代を豊かに
相場が大きく動けば、WealthNaviのパフォーマンスにも影響があります。
金融工学を勉強する前、いち個人投資家であった私は、相場の変動に一喜一憂していました。
私がそうだったからというわけではありませんが、このような感情は人間としてとても自然だと思います。
ただ、一時的なパフォーマンスのよしあしは、WealthNaviの本質ではありません。
大切なのは、短期的に資産が増える(減る)ことではなく、長い目で着実に資産を育てることです。
この2月には米国株が急落し、WealthNaviのパフォーマンスにも影響がありましたが、WealthNaviをご利用中の98.7%の方に資産運用を続けていただきました。
WealthNaviは、お客様が「長期・積立・分散」の資産運用をしっかりと続けていただくためのお手伝いをします。
そしてお客様と一緒になって、「長期・積立・分散」の資産運用を日本に普及させ、働く世代が豊かになれる社会を実現したいと考えています。
引用:ウェルスナビHP内コラム「創業3周年を迎えて CEO柴山和久インタビュー」

「短期的に資産が増える(減る)ことではなく、長い目で着実に資産を育てる」というところに納得しちゃった、数年先の資産ではなく10年20年先の資産形成を考える時代ですもんね。あ、ちなみに社長じゃなくて「CEO」ね

うん、この会社なら資産運用を始めてもいいね
ウェルスナビの手数料について
まずウェルスナビのメリット、デメリットを紹介する前に、他の多くの記事で書かれている「手数料の1%」について考えたいと思います。
これは重要なポイントなので、各自で判断してもらいたい点です。
まず手数料は預かり資産の年率1%です。
日本取引所グループによると、他の投資方法でかかる手数料はこのようになっています。
インデックス 投資信託のETF | 通常の投資信託 | 株式 | |
手数料(信託報酬) | 0.06%~0.95% | 1.00%~1.65% | 無し |
引用:日本取引所グループ「ETFと他の投資信託の違い」
もし自分で全てが出来るのであれば、個別銘柄の株式投資が一番手数料が少なくて済み、次にインデックス投資のETF、そして通常の投資信託なります。
これを見てウェルスナビの手数料が安いか高いかはあなたの判断になります。
ポートフォリオを作ったり、リバランスを考えたり、全て一人で出来るようなら個別に株式を選んだほうがお得です。
もしそれらを全て一任するのであればウェルスナビに1%の手数料を払っても、通常の投資信託と差はありません。
※2018年9月4日追記
先日、ツイッターを利用して手数料のアンケートをしました。
ウェルスナビを口コミを通して判断してみたいけど、手数料1%についてはいろいろと意見がありそうなので
簡単なアンケートを実施します。#ウェルスナビ #口コミ #手数料
— MYO (@MYO_invest) 2018年8月31日
集計できる人数が少ないですが、約4割の方が高い、約4割の方は妥当もしくは安いと回答しています。こちらも参考にしてください。
ウェルスナビのメリット、デメリット
ウェルスナビのメリット
- ロボットアドバイザーではウェルスナビだけの機能「DeTAX(デタックス)」
- ノーベル賞受賞者が提唱した投資理論をベースとした資産運用システム
- お任せで資産運用ができる
- 特定口座に対応しているので確定申告は必要なし
まず先にメリットを見ていきたいと思います。
ウェルスナビだけの機能DeTAX(デタックス)とは?
この中であまり耳にしたことが無いのが「DeTAX(デタックス)」についてです。
これについて柴山CEOのインタビュー記事があったので紹介します。
「DeTAX」(デタックス)は、分配金やリバランスから生じる税負担が一定額を超えた場合に、自動的に含み損を実現して税負担を繰り延べる機能です。
「含み損の実現」というのは、ユーザーが所有する含み損のある資産の一部をユーザー側からウェルスナビに売却し、0.1秒後にまたポートフォリオを元に戻すことを指します。
「WealthNavi for SBI証券」の運用手数料は1%ですが、多くの場合、「DeTAX」(デタックス)の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストはそれよりも少ないものになるでしょう。
「DeTAX」の機能によって年間の税金負担を軽減できるという事です。

あれ?という事は手数料1%取られるけど、「DeTAX」で年間0.4%~0.6%の負担を軽減できるなら、実質的な手数料は0.5%程度になるね
そうなんです。手数料を削減できる機能がウェルスナビにはついているんです。
但し「含み損」が無い場合はこの機能は発揮しませんが、経済は上がったり、下がったりしながら緩やかに成長していくものなので、その中で「含み損」が出て来ることは予想できます。
ウェルスナビのデメリット
- 資産運用なので元本が保証されているわけでは無い
- NISA制度を利用して資産運用はできない
- 米ドル建での運用となるため為替リスクも存在
この中では「米ドル建」のところが気になりますね。
ウェルスナビは全て「米ドル建」で運用されています。
為替による影響は少なからずあります。

為替って見通すの難しいんでしょう?
デメリットの中にも入れましたが、資産運用にはリスクは存在します。
そのリスクをどうやってコントロールしていくのかが重要になります。
ウェルスナビの場合は「長期」「分散」「積立」によって、極力リスクを抑えた投資方法です。
長期であれば複利の効果も見込めるし、また積立であればドルコスト平均法により、購入単価を平均化する事も出来ます。
これらは王道の投資方法と言えます。
ウェルスナビの口コミからの評判、運用実績
では最後に本ブログで独自調査を実施したので、結果を紹介したいと思います。
めぐりんさん(46歳、女性)
ウェルスナビを選んだ理由は当時資産運用を考えていて、ネットニュースによく紹介されていたからです。操作で分かりづらい点は、PCでのログイン方法がわかりづらいです。
私は、住信SBI銀行経由でウェルスナビを使ってるんですがまず、住信SBI銀行のログインの場所がわかりづらい。
面倒になってネットで「ウェルスナビ ログイン」と検索して出てきたログイン画面でログインしようとすると、「ここからはログインできません」と表示される。
結局、スマホのアプリをメインに使ってます。
良かった点は、自動で行ってくれるのでおまかせできる所です。現在、マイナスになってますが、その内なんとかなるだろうと気楽に構えてます。
悪かった点は特に思いつかないですが、取り扱う株や債券が海外のものばかりという事です。日本株がないというのを調べてから始めた方がよかったかなと思います。
提携サービス:WealthNavi for 住信SBIネット銀行
投資を開始:2018年1月
毎月の投資額:2万円
リスク許容度:3
投資先の割合で一番大きいのは?:米国株に30%
現在の運用実績:マイナスです。
めぐりんさんの意見で、「日本株がない」とありますが、実際には「日欧株」として存在はしていますが、日本株としては無いので、存在感は薄いのかもしれませんね。
トニック太郎(32歳、男性)
友人がウェルスナビを活用して運用益を上げていた為、自分もやってみようと思い始めました。資産運用のシミュレーションをグラフで確認する際の操作が分かりにくかったです。
自動化されているため基本的に自ら選択する項目は少なく、リスクヘッジの心配もほとんどなかったので安心出来ました。
また、PCやモバイルで適宜詳細なレポート・データ等を確認できるため、資産状況をリアルタイムで把握出来て良かったです。
運用の方向性や具体的な根拠等が分かりにくいため、将来的な運用益をシミュレーション通り実現できるのか常に不安がありました。
また、手数料体系も決して安くはなく、その都度取引のマイナス要素として検討する必要性がありました。
提携サービス:WealthNavi for イオン銀行
投資を開始:2017年10月
毎月の投資額:2万円
リスク許容度:4
投資先の割合で一番大きいのは?:新興国株に50%
現在の運用実績:2018年8月24日現在 +10500円
トニック太郎さんは「手数料体系も決して安くはなく」とあります。まだ初めて1年なのであまり「含み損」が無いのかもしれませんね。
資産運用は上がり下がりしながら成長していくので、先ほど紹介した「DeTAX」の効果が出てくるは、もう少し先かもしれませんね。
うみねこさん(41歳、女性)
ロボアドバイザーを利用した資産運用に興味があり、ウェルスナビは提案+運用をまとめてやってくれる点、登録がネットだけで済む点、出金手数料が無料で引き出しが簡単な点、必要経費が手数料のみとシンプルな点、そして積立投資に関する社長の話がわかりやすかったため選びました。
良かった点は特に何もすることなく、ほったらかしで資産が増えており、運用成績が安定しているところ。
悪かった点は運用を開始するにあたって10万円が必要な点と手数料がやや高いところは不満ですが、手数料については長期割の導入が始まったので、これから下がっていくのではないかと期待しています。
操作で分かりにくかった事は、ホームページの操作はシンプルで非常にわかりやすいですが、自動積立の申し込み方法は少しだけわかりにくかったです。
提携サービス:WealthNavi
投資を開始:2018年3月
毎月の投資額:3万円
リスク許容度:4
投資先の割合で一番大きいのは?:米国株に35%
現在の運用実績:2018年8月22日現在 +12529円
うみねこさんの意見で「運用を開始するにあたって10万円が必要」とあります。
提携先のサービスにもよりますが、ウェルスナビを始めるには最初に預け入れるお金は最低10万円になります。
その後はあなたの判断で投資額を設定できます。
湯檜曾さん(33歳、男性)
画面にしがみつくより簡単に資産運用ができると知り、ウェルスナビにチャレンジすることにしました。
昨今は米ドルの市場は荒れたチャートの推移を示しているため、長期的な勝負ができる信頼性が高いウェルスナビが性に合っていました。
またスマホで現在の運用実績やチャートを確認することができ、十分な投資経験があるロボットのアドバイスは今後の投資へ大きく役立ちます。
改善してほしい点としては、スマホ専用の画面にてスムーズなタッチ操作ができるよう、クリックにおける項目やボタンを大きくしてほしいことが挙げられます。
もっとスピーディーな対応ができれば、老後に向けた蓄えを着実に増やせる要素が見えてきます。
全体としてウェルスナビを捉えれば、初心者においてメリットは複数存在していると言えます。
提携サービス:WealthNavi
投資を開始:2018年1月
毎月の投資額:1万円
リスク許容度:覚えていない
投資先の割合で一番大きいのは?:米ドルに50%
現在の運用実績:2018年8月23日現在 +64,804円
湯檜曾さんの意見で「画面にしがみつくより簡単に資産運用ができる」
まさにこれですよね、常に値動きをチェックしなくてはいけないのではなく、自動で運用してくれるので、その時間で別の事が出来ます。
またほったらかしにできるという事は、資産運用によるストレスも軽減されますね。
ウェルスナビは資産運用の強い味方
まだ8年目の会社なので、これから多く改善していく点は多くあると思います。
こういったお客様の声もウェルスナビは真摯に受け止めています。
一人のお客様の声の後ろに、数倍、数十倍のお客様の困りごとが透けて見える。直接届いていない声もすくい取るのが、CSの仕事だ。
CSのもとに寄せられるお問い合わせは、おそらく氷山の一角でしょう。
水面下には、私たちにコンタクトすることなく我慢している方もたくさんいらっしゃるはずです。
私たちは、そうやって我慢しているであろう方にとっても役に立つ存在でありたいと思っています。
CSが投げたボールは、開発やコンテンツ、マーケティングといったほかのチームがしっかりと受け止め、よりよいサービスを作ろうと努力してくれます。
お客様のいちばん近くにいるCSチームは、これからも責任を持ってお客様の声を届け、ウェルスナビの未来を作っていきます。
まだまだ成長の余地はたくさんあるように感じます。
この機会に是非ウェルスナビで資産運用を始めて下さい。
ウェルスナビはあなたの資産運用の強い味方となってくれます。
専用アプリもあるので、スマホでも簡単に会員登録できます。