トランスファーワイズ(TransferWise)とは?海外送金が安い仕組み

香港での資産運用

海外にお金を送金するのは結構手間で思っているより手数料がかかりますよね。

私も香港で資産運用をしているのですが、日本の銀行からお金を送金する方法について、銀行、郵貯やネットバンキングなどから色々な方法を試しました。

一番簡単で手軽にできる送金方法を見つけたので、ここで紹介したいと思います。

海外送金にかかる手数料を出来るだけ下げたいという方には「トランスファーワイズ(TransferWise)」がおすすめです。

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トランスファーワイズの仕組みとは?

トランスファーワイズがどのように海外送金をしているのか仕組みは非常に簡単です。

実は海外に現金を送金していません。ではその方法とは?

例えば日本とアメリカでそれぞれで2国間でお金を送金したい人がいるとします。

トランスファーワイズではこの二人をマッチングさせる事で、結果として国内送金を行っています

具体的には(※為替US1ドル=100円とします。)

Aさんは、日本からアメリカにUS1,000ドル送金したい

Bさんは、アメリカから日本に100,000円送金したい

この二人をトランスファーワイズがマッチングさせることで、Aさんのお金はBさんが指定する日本の銀行口座に振り込まれ、Bさんのお金はAさんが指定するアメリカの銀行口座に振り込まれます。

トランスファーワイズは海外送金手数料を安くしているのではなく、一度トランスファーワイズを経由することで、それぞれの国内でお金を動かしている事になります。

その結果手数料が一般的な海外送金よりも安くなっています。

こちらが送金可能な国の一覧になります。(2018年9月13日現在)

主要な国はほどんと可能ですね。

一部の国では現地から日本への送金の制限がある場合もあるので、確認してください。

おそらくこれから国ももっと増えていく事になると思います。

トランスファーワイズのメリットとデメリット

メリット

  • 送金手数料が安い
  • 為替の隠れコストなし

デメリット

  • 現地に口座が無いと送金できない

まずメリットの送金手数料が安い事は先ほど説明しましたが、「為替の隠れコストなし」とはどういった意味でしょうか?

海外送金時、銀行は隠れた手数料を加算します。そして、その事に多くの人々は気づいていません。隠された手数料は色々な所に潜んでいます

本当の為替レートは「ミッドマーケットレート」と呼ばれています。これは公式かつ最も公平なレートとして、ロイター、Yahoo、Google等でご確認いただけます。

銀行の為替レートはこの限りではありません。銀行は独自の為替レートを用いています。

もしあなたが銀行から海外送金を行うと、送金人が送った額より少ない金額を受取人へ送金します。つまり、実質損をしているのです。

損をしたお金はどこにあるでしょうか?答えはもちろん、銀行です。これが、隠れた手数料の在り処です。

そして、更にもう一つ。

為替レートに隠された手数料とは別に、「サービス利用料」として手数料を徴収します。

引用:トランスファーワイズ(TransferWise) 「本当の為替レートとは

純粋に為替レートに既に手数料が隠れており、その上で手数料も徴収しているので、一度の送金にかかる手数料が高くなっています。

例えばみずほ銀行のホームページでは外国為替公示相場を発表していますが、ココには「TTS」「TTB」「MIDOLE」と3つの価格があります。

  • 「TTS」は銀行が外貨を売る時のレート
  • 「TTB」は銀行が外貨を買う時のレート
  • 「MIDOLE」はその間の値段です。(※これが実際にレートに近いもの)

あなたが海外にお金を送金する時は、みずほ銀行が外貨を売る事になるので「TTS」が使われます。これは実際のレートより少し高くなります。

トランスファーワイズはその点についても非常にクリアで、あなたがyahooなどで確認できる為替レートがそのまま使われます。

次にデメリットとなる、口座が無いと送金できないのは、仕組み上どうしようもないかと思います。

ただトランスファーワイズには「ボーダレス口座」と言う仕組みもあります。これは簡単に言えばネット銀行のようなものになります。

ただ「ボーダレス口座」は日本はまだ使えないようなので、詳しくは分かりませんがホームページにはこのように書かれています。

  • 当座貸越、及びローンなどの融資は受けられません
  • 利子は発生しません
  • 口座情報は一意ではあるものの、実際の銀行口座情報を指すものではなく、お客様の電子通貨の「所在」を表すものになります。これにより、一般の銀行口座のように資金を受け取ったり、支払いに利用することが出来ます。
  • お客様の資金は保護されていますが、一般の銀行のように金融サービス保証機構(Financial Services Compensation Scheme、略称FSCS)による保証はございません

引用:トランスファーワイズ(TransferWise)「ボーダレス口座に関するよくある質問

この機能が将来的に各国の電子マネーのように使えるようになると、口座の必要はなくなるかもしれませんね。

トランスファーワイズのボーダレス口座について

追記:2018年11月19日

管理画面に「デビットカード」という項目が追加されています。

おそらくこのカードが使えるようになれば、直接このカードにチャージできるようになるのではないでしょうか。

これがボーダレス口座となって、海外口座の代わりになるのではないかと思います。

しかし「We’re sorry, cards haven’t reached Japan yet」となっており、日本でのサービスはまだのようです。

これが使えるようになれば、口座がないと送金できないというデメリットがなくなります。

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トランスファーワイズの口座開設方法

下記のリンクから上記のような口座開設ページへ移動できます(別タブで開きます)。

トランスファーワイズ(口座開設ページ)

そこでまずはメールアドレスの登録とパスワードの設定です。

お金の送金に使うので、登録するメールアドレスはちゃんと選びましょう。

またメールにはあなたの指定する口座に送金するまでに3種類のメールが届きます。

私が実際に香港に送金した際に届いたメールをご覧ください。

①海外への送金申し込みをした時

※トランスファーワイズの指定口座の情報は、マイアカウント内で確認する事ができます。

②あなたがトランスファーワイズの指定口座に振込み・着金された時

③トランスファーワイズからあなたの海外の指定口座に送金される時

現地のあなたの口座への着金予定日が入っているので、確認がしやすいですね。

また送金の詳細額もこのメールで確認することができます。

海外口座への送金額の設定

送金手続きを始めると、こちらの画面で送金額や通貨の指定ができます。

こちらは日本からアメリカに送金する際の表示になります。

①日本からアメリカに送る金額と通貨(日本円)

②海外口座で受け取る際の通貨(米ドル)、アメリカで受け取れる予定金額

③為替レート保証

この為替レート保証は、この手続きから48時間以内にトランスファーワイズの指定する口座に入金が確認できれば、画面で見た為替レートが保証されます。

例えば決められた期日までに、決まった金額を口座に入れておかなければならない場合には、使える機能かと思います。

初回の送金時にはアクティベート(住所確認)が必要

初回の送金の手続きと一緒に個人情報の登録(住所、生年月日など)が必要になります。

その他に顔写真入りの身分証(マイナンバー)の提出が必要です。

もしマイナンバーカード(顔写真入り)をまだ発行していない場合は、運転免許証とマイナンバーの通知カードでもOKです。

また10万円以下の海外送金であれば、これで手続きが完了となりますが、もしそれより大きい金額を送金する場合は、アクティベーションコード(4桁の数字)が必要になります。

このアクティベーションコードは、身分証に書かれた住所に住所確認の為に郵送されてきます。

送られて来たらそのコードを入力しないと手続きが進まなくなります。

また為替レート保証を利用する場合も、この住所確認が必要になります。

この手続きは初回の送金時のみになります。

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実際のトランスファーワイズの手数料は?

例えば50万円をアメリカに送金する場合で手数料を見てみましょう。

※2018年9月13日12時現在

このように「トランスファーワイズ」で簡単に手数料を確認することが出来ます。

内訳として、送金時の両替額の0.55%と100円の手数料となっています。

今回であれば

500,000円×0.55%=2,750円

2,750円+100円=2,850円

うん?計算した手数料よりもちょっと安いですね。

Q&Aのどこを見てもこの微妙な差の原因がハッキリしませんが、おそらく為替レート(小数点以下の端数)の問題だと思います。

トランスファーワイズの使用用途としては

  • 海外で資産運用する為の口座へ送金
  • 留学などで長期に海外に滞在しているご家族への送金
  • 海外駐在員が日本の家族への送金

こうした様々な場面での用途があります。海外送金するなら「トランスファーワイズ」がおすすめです。

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トランスファーワイズ、メールアドレスだけで送金

追記:2018年11月29日

受取人の銀行口座詳細が分からない場合や、受取人が銀行口座を教えたくないという場合は、メールアドレスのみで送金することが出来ます。送金人が受取人の銀行口座詳細を入力しなくても、弊社から受取人へメールで通知することで、受取人が銀行口座詳細を入力することで手続きを完了することが出来ます。

もしくは、受取人が既にTransferWiseのユーザであれば、既に登録済みの口座へ送金することが出来ます。その場合は、送金人がメールアドレスをご入力頂いた段階で受取人の口座詳細が自動的に入力されます。送金手続きは通常通り行うことが可能です。

ご注意:米ドル(USD)からの送金、インド・ルピー(INR)への送金、中国元(CNY)への送金とウクライナ・フリヴニャ(UHA)への送金手続きへはメール送金がご利用頂けません。

引用:トランスファーワイズ 「メールアドレス・TransferWiseのユーザ宛ての送金について

トランスファーワイズでは、相手にメールアドレスがあれば海外送金できるサービスがありました。

このサービスはこういう時に使える

  • 送金の相手が口座番号を教えたくない
  • 送金の相手(法人など)が複数の口座を持っており、どの口座に入れるか決めていない場合
  • 海外に移住したばかりでまだ口座は出来ていないが、近日中に口座を開設してすぐにお金を使いたい

まだまだ知らないけど使えるサービスがありそうですね。

また新たなサービスが見つかったら、こちらをアップデートしていきたいと思います。

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メールアドレスでの海外送金方法について詳しくは、こちらも参考にして下さい。