トランスファーワイズとは?安い海外送金手数料でも確保された安全性!

香港での資産運用
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トランスファーワイズ(TransferWise)はIT先進国のエストニアで2011年に生まれた金融サービス(フィンテック)企業

2013年にはPayPalの創業者のピーター・ティールや、2014年にはヴァージングループ創業者のリチャード・ブランソン、その後もシリコンバレーの有名ベンチャーキャピタルなど、名だたる個人投資家やVCが出資をしています。

今やトランスファーワイズの企業価値は10億ドル(約1兆円)を超える、期待のユニコーン企業です。

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トランスファーワイズの創業ストーリー

創業者であるターベット・ヒンリクスは、エストニアにあるSkypeで働いていたが、自宅はロンドンにあった、ロンドンの自宅はまだローンが残っており、ポンドで支払う必要があった。

もう一人の創業者であるクリスト・カーマンも同じように、ロンドンで働いてはいるが、エストに自宅があり、ユーロでのローンの支払いが残っていた。

二人は元々友人同士で、二人とも毎月の支払いの際に銀行の窓口で、長い行列に並び、更に高い手数料をかけてローンを支払う事にうんざりしていた。

そこで、お互いのローン支払い額をロイターなどで為替レートを確認して、それぞれの国の通貨でお互いの口座に振り込むようにした。

本来、銀行などを介して両替し振り込んだ場合、そこには「隠れレート」があるが、個人がそれぞれの通貨で両替をすることなく振り込むので、無駄な手数料を払うことは無くなった

この時に「私たちと似たようなことをしている人は多いはずだ」と思い

これが起業するきっかけとなり、二人でこのトランスファーワイズを立ち上げた。

トランスファーワイズの会社概要

トランスファーワイズは2011年に創業し、イギリスに拠点を置き海外送金サービスを提供している会社です。

2019年現在では1300通貨レート、世界71ヵ国でサービスを提供しており、毎月30億ポンド(約4,000億円)以上の送金を行っています

拠点もイギリス(ロンドン)の他に、エストニア、アメリカ(ニューヨーク・タンパ)、ハンガリー(ブタペスト)、オーストラリア(シドニー)、そして日本では2016年に東京オフィスをオープンし、サービスを開始しています。

共同創業者の一人、ターベット・ヒンリクスはSkypeの一番初めの社員として雇われた人物で、もう一人のクリスト・カーマンは世界的な会計事務所のPWCやデロイトなどで、主に銀行や保険会社などのシステム開発の担当していました。

この二人が2011年に創業後、名だたる個人投資家やVCが次々に出資をし、2018年現在で総調達額は4億ドルに迫る勢いです。

トランスファーワイズ、日本での営業開始、安全性は?

日本でのサービスは2016年9月に関東財務局から資金移動業者としての認可を受けて営業をスタートしています。

同じ資金移動業者として有名なのは、空港でよく見かける両替所の「トラベレックス」を手掛けているトラベレックスジャパン株式会社や、 ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社、LINE Pay株式会社、GMOペイメントゲートウェイ株式会社などです。

引用:金融庁「資金移動業者一覧

また日本の企業も出資をしており、有名な企業では「三井物産」も出資をしています。

創業間もない企業ですが、単なるベンチャー企業ではなく、安心して送金サービスが利用できる企業です。

トランスファーワイズで送金中のお金は保証される?

日本で資金移動業者として認可を受けるには

資金移動業を営むには、「資金決済に関する法律(以下、法という)」に基づき、事前に内閣総理大臣の登録を受けなければなりません。

引用:一般社団法人日本資金決済業協会「資金移動業とは

 

履行保証金の供託については

資金移動業者は、送金途中にあり滞留している資金の100%以上の額を資産保全しなければなりません。

引用:一般社団法人日本資金決済業協会「資金移動業とは

要するに政府の認可が必要で、更に送金中のお金は保証しなくてはいけないという事になります。

 

日本では、関東財務局登録の下、資金移動業者として免許を取得しており、 お客様の資金は法務局にて信託保全されておりますので、万一、日本法人が破綻した場合でも、破産管財人を通して資金の分配が行われます。

弊社では、IDによる認証や、登録後の2段階認証などを用いて、厳格な本人確認を行っています。また、不審なアクティビティはシステムで監視されています。

引用:トランスファーワイズ「トランスファーワイズは安全ですか?」

もし万が一トランスファーワイズが破綻した場合でも、破産管財人を通して資金が返ってくることになります。

また社員に対してもかなり厳しいチェックを行っているので、安全性は確保されています。

トランスファーワイズとは?安い海外送金手数料でも確保された安全性!のまとめ

トランスファーワイズの会社概要や創業ストーリー、また名だたる出資者を集めるサービスや、安全性についてご紹介しました。

私がトランスファーワイズを利用したのは、一番最初が約2年前だったので、日本でのサービス開始当初から使用しています。

 

今までに10回以上は利用していますが、今までに一度もお金が届かなったり、不具合があった事はありません。

安心して利用できるサービスです。

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トランスファーワイズの海外送金手数料が安くなる仕組みについて、詳しく知りたい方はこちらも併せてお読みください。

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