【資産運用の種類】ソーシャルレンディングとは?特徴とメリット・デメリット

資産運用の種類
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今回は「ソーシャルレンディング」について、説明していきたいと思います。

例えば株式投資は実際にやったことがなくても、ニュースでも頻繁に出てくるので、なんとなくどういう感じのものであるか、イメージできる方も多いと思います。

そこでソーシャルレンディング(Social Lending)という聞きなれない言葉、しかも横文字ということで「聞いたことがない」「怪しい金融会社の商品?」と思われている方もいるかと思います。

しかしこのソーシャルレンディングは、これからの金融の世界を変えるかもしれない金融商品です。

もちろん、この記事を見ているあなたがソーシャルレンディングで資産運用して、利益を出すことも可能な商品です。

それでは、ソーシャルレンディングをについて詳しく解説していきたいと思います。

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ソーシャルレンディングとは?特徴・リスクは?

ソーシャルレンディング(以下SL)とは、中小企業やベンチャー企業が事業をする際などにお金が必要なとき、インターネット上で不特定多数の人からお金を借りるというものです。

最近自治体などが公共施設の保護、改築、また一般の方も資金を集めるために用いることがある「クラウドファンディング」という言葉は聞いたことがあると思います。

クラウドファンディングの会社版と言えばイメージしやすいと思います。

SLの特徴は、会社の創設からまだ短いため、信用が低く銀行からの融資がおりにくい案件や企業などが利用するものです。

もちろん企業はお金を借りるため、期日が来たらお金を貸した人に利息を付けて、お金を返す必要があります。

この利息があなたの利益となります。

ソーシャルレンディングのリスク

SLも他の金融商品と同じでリスクがあります。

大きなリスクとして、貸したところが倒産してしまい、お金を返せなくなってしまうというのがあります。

また、株式と違い途中で売却したりできないため、返済されるまでの期間中、資金が拘束されてしまうというのもあります。

ソーシャルレンディングのメリットとデメリットは?

ソーシャルレンディングのメリット、デメリットについて紹介します。

ソーシャルレンディングのメリット

リスクもあるSLですが、もちろんメリットもあります。

メリットとしては、同じ金額を銀行に預けるよりもはるかに利回りが高いです。(2018年10月19日現在の大手銀行の定期預金の利回りは0.010%)

ものにもよりますが、SL会社で扱っている商品の利回りのほとんどが5%以上の利回りになっています。

株式投資は常に値段が変化するため、高配当株は買いたいけど・・・という方にはうってつけかもしれません。

またこれも商品によりますが、2~3万円など少額からでも投資できるので、リスクは怖いけどお金を増やしたい、でも大金は失いたくないという方も安心して買えるというのもあります。

ソーシャルレンディングのデメリット

デメリットとしては、やはり投資先が倒産してしまい、お金が戻ってこなかったり、返済が遅れることもあるということ、途中で売却できないため、返済日まで資金が拘束されてしまうということが挙げられます。

しかし!これらのリスクを少しでも減らすことは可能です。

例えば、商品によっては、お金を返せなくなった時に備えてあらかじめ保証がついている商品や、不動産などの担保が付いている商品もあるので、これらの商品を選択することで、少しでもリスクの軽減をすることができます。

また、運用期間が短い商品を選ぶというのもリスクの軽減になります。

お金を貸している会社がつぶれてしまう可能性を減らすことができるのと、資金の拘束期間を短くすることで、柔軟に運用できるというのもできます。

長期間資金が拘束されるのと、長期間運用している間に貸している会社がつぶれない保証もないので、あなたが出せるお金と運用期間をしっかりチェックして選びましょう。

【資産運用の種類】ソーシャルレンディングについてまとめ

このように、SLはインターネットの普及と、日本人の投資に対する考え方の変化で、普通の人も投資に参加しやすくなった環境が整うようになりました。

これから、ますます流行っていくのではないかと私は思っています。

現在は太陽光発電などのインフラや不動産に関連した商品が多いですが、私個人の意見としては、今後はロボット開発や、オリンピック、リニア新幹線に関連した案件が多く出てくるかもしれないと思っております。

本ブログでは、この他にも資産運用の様々な種類について解説をしています。

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