海外在住で日本の証券会社に口座を開く方法!iDeCoを活用して日本に投資しよう

資産運用
この記事は約4分で読めます。

海外に在住の日本人は新たに日本の証券会社で投資口座を持つことはできません。

それには税金やら何やらと関わるので、証券会社としてもやりたくないのだと思います。

もし日本に住んでいる間に運用していた場合はどうなるのか?

その場合は、売り買いなどができなくなり、日本の口座に置いておくだけになります。

これはちょっとリスクがありますね。いわゆる塩漬けというやつでしょうか。

ただ色々と調べている中で、海外在住でもひとつだけ日本の証券会社に口座を開く方法がありました。

その方法は「iDeCo」です。

スポンサーリンク

iDeCoの加入条件(加入資格がないのは)

こちらはiDeCo(イデコ)公式サイトからの抜粋になります。

H28.12.31までの制度の加入資格要件で判定します。次のいずれかに該当する場合は、個人型年金の加入資格はありません。(次のいずれにも該当しない場合は、個人型年金の加入資格を有します)

・国民年金保険料の納付免除等の承認を受けている者

・第3号被保険者

・国内非居住者(国民年金の第2号被保険者である者を除く)

・企業年金(厚生年金基金、確定給付企業年金、石炭鉱業年金基金)制度の対象者

・私立学校教職員共済の対象者

・国家公務員共済組合又は地方公務員等共済組合の組合員

引用:iDeCo公式サイト

ここには「国内非居住者(国民年金の第2号被保険者である者をのぞく)」となっています。

私は幸いにも日本の法人からも少額ですがお給料を受けとっていて、厚生年金に加入しているので、国民年金の第2号被保険者です。

海外在住でもついに日本の証券市場へのアクセスする道が開けました。

もちろん日本の景気が良いから日本で投資したいという訳ではなく、運用をやろうと決めてから、どこかストレスがありました。

それは生命保険での運用も、海外での運用も数字では見えてくるのですが、運用している側の人間や会社が見えずらい、または英語などで分りずらいという事でした。

もちろん「iDeCo」だから見えやすいという事はないけど、少なからず日本語でしかも自分で会社を選べて、その会社の事を調べればどういった人間が運用をしているのか

そういった事が見える事だけでも私のストレスを軽減してくれます。

今から非常に楽しみで、どこの会社のどの商品にしようかワクワクしながら見ています。

証券会社に口座開設する為の比較

とりあえずは比較サイトで、手数料や取り扱い商品の比較をしていくと、まぁ大体2社に絞られます。

手数料などはどちらも一緒で、非常に安いです。

ただ違う点はSBI証券には私がココから買いたいと思って、ずっと注目していた「ひふみ年金」がある事です。

レオス・キャピタルワークスという会社が運用を指揮しているのですが、自分たちの足で稼いだ情報をもとに投資先を選んでいるようなので、数字だけを見て投資先を決めている冷たい感じではなく、もっと血の通ったような感じで投資が出来るのは私の好みに非常に合います。

もちろんそれだけでなく実績もしっかり上げています。

という事で、すぐにSBI証券にメールで連絡し、一応海外に在住という事を伝えて口座開設が問題ないか確認しながら資料請求

1週間後くらいには今のオフィスに書類が届きました。

イデコハラスメント

ideco-SBI

思っていたよりも多い書類だけど書き方のサンプルも非常に分かりやすいので、あっという間に書き終えました。

最後に日本側でに記入してもらわないといけない箇所が、他のブログで呼んだことがある「イデコ・ハラスメント」と呼ばれている事はウチの会社は大丈夫だろうと思いながら、恐る恐る担当部署の上司に確認をすると「ちょっと考えさせてくれ」という回答が返ってきました。

ウチもそうなるのかぁ・・・大丈夫だろうと思っていた分、がっかり度が大きかったです。

その後も待てど暮らせど回答は返ってこず2週間以上が経過しました。

このままでは私の日本市場への投資の道が閉ざされてしまうという事で、別の部署から話しを通して貰うために連絡して、私の年金を調べた結果と、今から何かしないと老後の生活が大変になる事を伝えるとすぐに担当部署から連絡が入り、iDeCoへの加入に為の記入をするので送って欲しいとの回答が来ました。

後から聞けばその担当部署もただの投資だろうくらいにしか思っていなかったようで、手つかずで置いてあったようです。

私ももう少し年金の事などを話しておきべきだったと反省しています。やはり距離があるとコミュニケーションもうまくいかないものです。

海外在住では出来ない事も多くストレスもありますが、こうして日本の証券会社の口座開設出来たので、ついに私のiDeCoがスタートします。

iDeCoは基本的には60歳まで口座からお金を出すことは出来ないので、長期でじっくりと運用しようと思うが、まだ老後までの時間を考えると長いので、当分は多少のリスクをとった商品を選びたいと思います。

もしiDeCoで資産運用を始めるならSBI証券がおすすめです。

タイトルとURLをコピーしました