このような資産運用のブロブをしていると、こんな事を良く聞かれます。
「資産運用は儲かるの?」
「簡単に儲ける方法は?」
「何が儲かるの?」
そんな事を聞いてくる人には「すぐには儲かりません」とお答えします。
おそらく資産運用のブログに「儲かるの?」などの質問をしてくる人は、楽して短期で儲けようと思っている人です。
資産運用にとって最も重要なのは「時間」です。
長期で最低でも10年くらいは取る組むことが必要になります。
そして「長期」の他に「積立」「分散」、この3つが資産運用において基本となります。
金融庁が平成28年9月に発表した「平成27事務年度 金融レポート」でも
投資対象と投資時期の分散を行うことで、中長期的に安定的なリターンを実現することが可能
- 投資対象をグローバルに分散させることで、世界経済の成長の果実を享受することが可能に
- 投資時期の分散(積立投資)により、高値掴み等のリスクの軽減が可能に
- 長期で保有することにより、リターンの安定化が可能に
引用:金融庁 「平成27事務年度 金融レポート」
このように3点の重要性を述べています。
中長期的にみれば「長期」「積立」「分散」をしていれば、金融庁の発表にもあるように、世界経済の成長の果実を享受することが可能なのです。
儲かる資産運用の方法は?
資産運用にはリスクはあります。絶対に儲かる資産運用の方法は、他ブログを探しても出てきません。
仮に「簡単に儲かる」と言っている資産運用のブログをみつけたら怪しいサイトです。
資産運用では「リスク」をどうやって抑えるのかという点が重要です。
「長期」「積立」「分散」はリスクを抑えながら、資産を増やしていく王道の資産運用の方法です。
そして資産運用を始める前に、まずあなたの目標「何の為に資産運用をするのか?」によっても運用方法は変わってきます。
「老後の資金の為に資産運用」
このような場合は「iDeCo」で資産運用をすることをおすすめします。
メリット
- 所得控除を受けられる
- 運用期間中の運用益が非課税となる
- 年金として受取ると「公的年金等控除」、一時金では「退職所得控除」を受けられる
デメリット
- 原則60歳までは引き出すことが出来ない
- 継続して毎月手数料がかかる
「iDeCo」について詳しくはこちらをお読みください。
「10年くらいで自宅購入の頭金をつくりたい」
このような場合は「つみたてNISA」で資産運用をすることをおすすめします。
つみたてNISAの投資対象は、金融庁が許可したETFや投資信託に限定されています。
投資信託の販売会社に支払う販売手数料、運用責任者(ファンドマネージャー)に支払う信託報酬を制限しており、他にも元本割れが発生しやすい毎月分配型や先物取引を禁止しています。
以上のように投資タイミングや投資対象に関しては、株の初心者でも損失を出しにくくなる仕組みにしてあるのが、つみたてNISAです。
なお投資のタイミングは定期的に積立てるようになっていますが、資金の引出に関しては随時可能です。
またつみたてNISAであれば、年間40万円は非課税で資産運用できるので、10年であれば400万円を運用することが出来ます。
400万円を銀行に預けておくよりも、つみたてNISAの方が早く自宅購入の頭金が用意できる可能性があります。
「つみたてNISA」について詳しくはこちらをお読みください。
「とりあえず資産運用を始めてみたい」
このような場合は、ロボットアドバイザー「ウェルスナビ」をおすすめします。
【預かり資産1000億円突破】昨日、8月23日時点で、ロボアドバイザー「WealthNavi」の預かり資産が1000億円を突破しました。16年7月の正式リリースより約2年2ヵ月という期間で達成しました。今後もサービスの改善や、わかりやすい情報発信を続けていきます。 https://t.co/qx8912I6jq
— WealthNavi(ウェルスナビ) (@WealthNavi) 2018年8月24日
資産運用の初心者にとってポートフォリオ作成して、購入、リバランスなどを全てを一人でやるのは大変です。
なのでそれらを全て資産運用システム「ウェルスナビ」に任せてしまいましょう。
実際に資産運用をしてみることが一番勉強になります。
まずは行動してみて、そこから多くを学ぶことができます。
できれば資産を増やしながら勉強できるのがベストなので、そういった考えであれば「ウェルスナビ」がおすすめです。
「ウェルスナビ」について詳しくはこちらをお読みください。
まとめ
資産運用をしていれば、短期で簡単に儲けられるタイミングはあるかもしれません。
そんな時は一部を解約してちょっとした贅沢をしても構わないと思いますが、基本はそのお金を再投資することで、複利の効果も大きくなります。
しっかりとあなたの決めた目標に向かって運用を続けていきましょう。