年金は減っていく、あなたの老後はどうなる?

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年金はおそらく今後減っていく、もしくはインフレによってその価値を維持できなくなることが予想されます。年金はあなたの老後の生活を支えるとても重要な柱です。その柱が今ゆらぎ始めています。その年金の仕組みや、そして今後どうなるのか、一緒に見ていきたいと思います。

厚生労働省は、2018年1月26日に2018年度の年金額を2017年度から据え置くと発表しました。

この年金額を計算しているのは「マクロ経済スライド」と呼ばれるものです。「マクロ経済スライド」とは、物価や賃金また現役世代の平均寿命の延びなどを計算し年金額を抑制する仕組みです。

日本人の平均寿命は、2016年度の日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性が80.98歳でいずれも過去最高を更新しました。過去最高の更新は女性が4年連続、男性が5年連続で、国際比較では香港についで世界2位になりました。

日本人の平均寿命は年々延び続けています。これは年金の受給者数が毎年増えていき年金が経る要因となり、更には少子化が進めば高齢者を支える現役世代は少なくなるので、年金額は更に厳しい状況へ向かっていきます。

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年金額の現状維持は良い結果?

「マクロ経済スライド」が適用されたのは2004年です。それ以降に年金額が上がったのは1度だけです。2014年に消費税が5%から8%引き上げられた事で年金額が上がりました。

2018年の年金額が据え置かれたことは、現在年金を受けている人にとっては良い情報ですが、我々にとってもは悪い結果です。今後消費税の増税による年金額アップはあるが、それ以外に年金額は上がっていません。

ちなみに2018年度の年金月額は?

  • 国民年金(老齢基礎年金※満額)一人分:64,941円
  • 厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な金額):221,277円

※老齢基礎年金は保険料の納付期間が40年で満額となります。厚生年金は夫が平均的年収(平均標準報酬=賞与を含む年収の12分の1)が42.8万円で40年間働き、妻はその期間は専業主婦であった世帯が年金を受け取り始める場合の給付水準

年金は我々の老後の生活の為に重要な柱となるお金です。ですがそのお金は平均寿命が延び、受給者が増え、更に現役世代が減ることで、国としては年金額を押えざるおえない状況です。

健康で長生きできることが悪い事と言っているわけではありません。ただこの年金の現状を知りながら何もしないで良いのか。我々世代もそうですが、自分たちの子供たち世代の老後はもっと心配になります。

インフレは年金にどう影響するのか

政府と日銀はインフレ率2%を目標として様々な施策を打っています。現状2%には満たしていませんが、2017年に総務省が発表した消費者物価指数(生鮮食品を除く、以下同様)は、前年比0.5%アップとなっています。

緩やかではあるが、物価は上昇しています。これはここ数年だけの短期で考えるのではなく、10年20年と考えると大きな意味を持ちます。

例えば100円の商品が10年もしくは20年連続で0.5%値上がりしたら

10年後には、105円
20年後には、110円

10年後には今と比べて物価が5%アップし、20年後には10%アップしています。一方年金額はどうなのかというと、昨年0.5%の物価上昇では年金額に変更はありません。という事は、今後も0.5%程度の上昇では年金額は変わらない事が予想できます。

物価は上昇しているが年金額は変わらないという事は、実質的には年金は減っている事になります。

ではどうすれば良いのか?それは足りなくなる年金を何かで補填しなくてはいけません。何で補填するかといえば、それは「資産運用」になります。

資産運用は老後を支えられるか

資産運用と言っても様々な方法があります。株式投資や不動産投資、定期預金も資産運用の一つです。

資産運用の種類やメリット・デメリットについてはこちらも参考にしてください。

資産運用の基本5種類のリスクを比較!初心者にはこれがおすすめ!
資産運用を始めようとしても、何に投資して良いか分からない。そんな悩みを抱えているあなたに資産運用の基本5種類のリスクを比較、またメリット・デメリットも紹介します。

昔であれば定期預金の利息でも物価上昇に追いつけたと思いますが、今は違います。超低金利時代と呼ばれ、銀行にお金を預けていけもほとんど利息は付きません。

また今はNISA、積立NISA、iDeCoなど運用益に掛かる税金を免除して、資産運用が出来る環境を国が用意してくれています。これは国も年金に頼らず、運用によって自分で老後の資金を作って下さい、と言ったメッセージだと思います。

この資産運用で最も重要だと言われているのは「長期」で考える事です。長期で考えることで短期で資産運用するよりもリスクを抑えることが出来ます。また長期に運用すれば「複利」や「ドルコスト平均法」による効果も得られます。

あなたも家族との老後をどう過ごすのか、ここで少し考えてみてください。

平均寿命の延び、少子化、インフレ、そしてマクロ経済スライドによって年金額は10年、20年と見た時、おそらくマイナスになるだろうと予想が出来ます。老後の重要な柱がやせ細っていくのです。

少なからず資産運用することで、インフレからのリスクは抑えられます。なので新たに資産を作るのではなく、少なからずあなたの資産を守る事にもなります。

資産運用によって、心配のない老後の生活を準備してください。

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