資産運用を勉強するには何から始めたらいいの?【30代向け】

資産運用を勉強するには何から始めたらいいの?【30代向け】資産運用
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今回は30代のあなたが資産運用を始める際に、勉強の為に何から始めたらよいのか解説したいと思います。

また簡単な基礎知識やリスクとリターンの関係についてもご紹介したいと思います。

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資産運用を勉強するなら、まず始める事

30代は社会人になり仕事も覚え家庭を持っている人も多くなる年齢です。

人生設計をしていく中でお金は重要な要素です。

資産運用に興味を持つ時期ではないでしょうか?

興味を持ったら少額でも構わないので、まずはiDeCoやNISAなどを活用して資産運用を始めてみて下さい。

 

ただ資産運用と聞くと元手を無くすばかりか借金を負うことにもなりかねないと思っている人も多いはずです。

資産運用には元手を確実に増やせるローリスクのものと、元手の保証は出来ないがハイリターンが期待できるのものなど様々あります。

 

資産運用のそうしたリスクが怖いからといっても、これからインフレに向かっていく日本で、現金を預金に入れておくだけでは増えません。

逆に資産価値が減ってしまう事につながりかねません。

 

また資産運用で成功をしている人の多くは、30代から始める人も少なくありません。

 

これから資産運用を始めようと考えているあなたに、資産運用のリスクと、投資の許容範囲など、資産運用の基本を解説したいと思います。

資産運用のリスクとリターンは比例する

リスクとリターンは資産運用をする時には選択をしなければならない問題です。

資産運用のリスクの考え方は昔から公式があります。

 

(100%-利率)=元手が減る確率

 

つまりこの公式で表すと現在の定期預金の金利は0.11%。(※楽天銀行より)

預けるお金が100万円としますと、100万円の定期預金の安全率は99.89%になります。

90%を超える指数はローリスクと言われています。

 

宣伝などかなり目につくFXで計算しますとFXの場合、1ヵ月で元手が倍に以上になる資産運用です

100%-200%=-100%

つまり元手を無くす可能性が充分にあるということになります。

その代わりFXで運用が成功すれば元手が倍になることも可能です。

 

資産運用は自分のリスク許容度の範囲内でする

「投資は自己責任」よく目に耳にする言葉です。

投資の許容範囲は自己資金で賄(まかな)わなければなりません。

30代ですと許容範囲の資金の計算は、収入の1割程度が目安となります。

月収30万円であれば、3万円まで

月収40万円であれば、4万円までとなります。

 

給料の中から生活費、保険料、自動車や家のローンを差し引いた金額で運用を考えるのが、無理なく出来る資産運用の資金になります。

もちろん人によってライフスタイルは異なるので、一概に1割という訳ではなく、あくまで目安です。

無理のない金額設定を行って下さい。

 

また30代でいきなりハイリスクな商品に投資するのではなく、できれば10年~15年は確実に積み立て方式で資金を増やすことをお勧めします。

資産運用の基本(長期、分散、積立)を解説

資産運用の基本は長期、分散、積立です。

長期、分散、積立で資産運用に取り組むメリットはリスクを抑える事ができることです。

 

長期であれば投資している資産は上下しますが、10年から15年というスパンで考えれば、経済は成長していきます。

もちろんこれも必ず成長する訳ではないですが、これまでの長い歴史の中ではそうして経済は成長してきました。

 

次に分散はその世界経済全体の成長を取りこぼさないように、一点に集中するのではなく広く浅く投資先を分散することで、経済の成長を享受(きょうじゅ)することが出来ます。

一点に集中するとそこがコケた時に全てがコケてしまいます。

 

そして積立は、資産運用において最もリスクを抑えやすい方法です。

なぜなら価格が高い時に少なく、安い時に多く買うことで購入単価を平均化することが出来るからです。

こちらの表はリーマンショック前の2007年から2018年までの日経平均の金額になります。

そこに年間一定額の1万円投資と、定量1口(日経平均の価格分)を投資した場合の1口あたりの平均単価になります。

日経平均を1万円で積立購入

  • 1万円投資:1口当たりの平均単価は13,294円
  • 1口投資:1口当たりの平均単価は14,872円

1万円投資の場合。1口あたりの平均単価は1500円以上の安く購入出来ています。

要するに1万円投資の方が平均単価を安く抑える事ができ、1口購入よりも投資額が少額で資産運用を始めることができます。

 

更には一括で投資をするよりも、機械的に毎月一定額を投資することで常に価格をチェックするような、煩わしさや精神的な負担はありません。

まずこの3つ押さえておくことが資産運用で重要になります。

まとめ

30代は仕事においても、また今後の人生設計(ライフプラン)を考えるおいても、非常に重要な年代です。

そこで資産運用を始める選択はおすすめです。

もちろん今回紹介したような基本を抑えながら、始める事が重要です。

また資産運用は資金を増やすという側面もありますが、もう一つ資産を守るという考え方もできます。

まずは資産運用を始めてみて下さい。

そうする事で今まで見ることができなかった事が見えたり、感じたりすることが出来るかと思います。

 

もし資産運用についてもう少し知識をつけいたと考えているので、無料で行われている資産運用セミナーなどに参加してみるのも良いでしょう。

但しこうしたセミナーは金融商品の販売が目的の場合もあるので注意が必要です。

無料などの資産運用セミナーに参加する際の注意点をまとめた記事があるので、こちらも参考にしてください。

また具体的なおすすめの投資先は「おすすめの資産運用!初心者でもすぐ始められる投資先を目的、世代別に紹介」も参考にしてください。
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