資産運用の初心者のあなたが、いきなり個別銘柄の株式には投資しにくいですよね。
すでに応援したい会社が決まっていてるのであれば話しは別ですが、そういった会社がないのであれば「投資信託」から始めるのをおすすめします。
もちろん私もiDeCoを利用して投資信託(ファンド)への投資をしています。
投資信託とは
投資信託はいわゆるパッケージ商品です。
例えば株と不動産と債券などの複数の投資先を組み合わせた商品や、また株だけとっても日本株と海外株を組み合わせた商品など、様々な種類があります。
これら複数の投資先を運用責任者(ファンドマネジャー)が、初心者のあなたに代わって世界の経済状況などを見ながら管理、運用してくれます。
では運用責任者はどんな事を見ているかといえば、例えばアメリカと中国の貿易摩擦はニュースでも大きく取り上げられていますね。
アメリカは中国からの輸入製品に税金をかけようしてます。
例えば中国A社の輸入商品はアメリカで100ドルで販売していたとします。
そしてアメリカB社の製品は120ドルで、A社の商品には価格で負けていましたが、機能ではほとんど差はありませんでした。
今後はA社の商品には輸入の際に25%の税金をかけられます。
A社は課税された分、値上げしなくては利益を確保できません。
すると今までアメリカのB社製品が価格で負けて売れていなかったが、中国製A社の商品が値上がりした事で、お客さんがアメリカB社に流れてくる可能性があります。
運用責任者はこうした状況を見ながら、投資先だった中国A社の保有株を段階的に減らし、アメリカB社の株を増やしていきます。
このように運用責任者が投資先を決めて、初心者のあなたに代わって運用してくれるのが投資信託です。
ただ今や世界経済は複雑に絡み合っているので、この話のように単純なケースは少ないと思います。
もしかしたら中国A社はもっと安い商品を投入するかもしれませんし、もしくはアメリカ以外の国でアメリカよりも売上を上げるかもしれません。
それをいち個人が予測することは非常に難しいことです。
もし他に仕事があるのであれば、資産運用の為に世界経済や一企業の情報を分析する為の時間はあまりないと思うので、その場合は運用責任者に運用を任せることが最も時間的にもお金的にもコストを下げる良い方法と言えます。
なぜ資産運用の初心者へおすすめが投資信託なのか、ご理解いただけたと思います。
何のための資産運用なのか考える
あなたは最初に何を目的として投資をするのか始めに考えることをおすすめします。
例えば単純にお金持ちになりたいでも構いません。
そしてなぜお金持ちになりたいのか?お金持ちになったら、何を手に入れたいのか?どこに行きたいのか?どんな生活をしたいのか?最終目的に金額はいくらか?
こんな感じで、少しずつ落とし込んでみてください。
私の場合は、結婚がきっかけとなり資産運用を始めようと思いました。
当時は貯金もないままに結婚に進んでしまって、家族のライフプランのようなものは全くありませんでしたが、あるセミナーに参加したのをキッカケに資産運用をするようになりました。
ただ気づいたのが、30代も後半に差し掛かる時だったので少し遅かったのかもしれません。
20代に戻れるなら戻って、資産運用を始めたいくらいです。
投資信託で「長期」「積立」「分散」での資産運用
なぜ20代に戻って資産運用を始めたいかというと、私がおすすめしたい運用は一発勝負で勝ち負けがハッキリするような投機ではなく「長期」「積立」「分散」での資産運用だからです。
長期での資産運用
「長期」で資産運用をすると複利の効果が発揮されます。
この投資の世界において時間に勝るものはありません。
まず長期は最低でも5年、可能であれば10年ぐらいをめどに考えて下さい。
もちろんもっと長くても構いません。
その中で複利とは、どういったモノか簡単に説明すると、例えば毎月1万円の投資をしていた場合、その月に5%の利回りがあったとします。
すると5%分の500円をまた同じ投資先に投資します。
ですので翌月の投資金額は1万500円になります。
これを長期に繰り返して運用していく事を複利での運用と言います。
もちろん利益が出た分を受け取りたいという事も可能ですが、もし資産運用の目的が老後の資金など、お金を使用するのがかなり先の場合は、長期に複利で運用することをおすすめします。
積立の資産運用
そしてもう一つ「積立」で運用する事です。
積立で資産運用することはリスクを下げる為にも重要です。
市場は必ず上下します、利回りが良いときもあれば、悪い時もあります。
しかし毎月一定額を積立投資していれば、価格が高い時には少なく、安いときには多く買うことで購入単価を平均化することが出来ます。
これをドルコスト平均法と呼びます。
また積立投資をする事で、一度に大きな金額を投資するのではなく、複数のポジション(投資開始のタイミング)を取れるので、常に金額の値動きを気にする必要はありません。
リーマンショックなどの大暴落はチャンス
リーマンショックなどによる株価の大暴落はいつ来るか、誰にも分かりません。
この大暴落のタイミングは、投資においては実は非常にチャンスです。
なぜチャンスなのかと言うと、本来の価値よりも安く良い会社の株などを買う事が出来るからです。
もちろん運用責任者はそれを見逃しません。数年後にはもとの株価に戻った時に、あなたは大きな利回りを得ることが出来ます。
「長期」「積立」で資産運用する事で、こうしたチャンスを間違いなくつかむことが出来ます。
リーマンショックの時に、株などの資産を売らずに我慢し投資し続けた人は、株価も当時以上になりかなりの利回りになっていると聞きます。
これが「長期」「積立」で資産運用する時の一つの魅力でもあります。
もしそういった事件や問題が無かったとしても、世界経済は今でも成長を続けています。
例えば中国は今でも年間6%程度での成長をしています。
今は中国などのアジアが中心になり経済を引っ張っていますが、他の国でも次々と成長の芽は生まれてきています。
分散での資産運用
そしてこれが最後の「分散」の意味です。
日本だけに投資をするのではなく、アジアの他の国や、アメリカなどもに分散して投資することで、広く成長の果実を受け取る事が出来ます。
また資産運用の先人はこういった言葉を残しています。
「卵は一つのカゴに盛るな」
ひとつのカゴに卵を盛っていたら、そのカゴが落ちた時に全ての卵が割れてしまうが、卵をいくつものカゴに分散しておけば、ひとつのカゴが落ちても他のカゴは助かります。
「分散」して資産運用することはリスクを抑える役目もあります。
このように「長期」「積立」「分散」で資産運用することは、非常に重要なポイントです。
あなたは毎月一定額を積立て、あとは運用責任者に任せられる投資信託をおすすめしたいと思います。
投資信託で資産運用を始めるのであれば、SBI証券がお薦めです。
私もSBI証券のiDeCoを使って、投資信託で資産運用をしています。
まずは無料の資料請求をこちらの公式ホームページから行って下さい。
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