2020年3月のiDeCoでの運用実績になります。
まずは私がこのiDeCoで運用している「ひふみ（※レオスキャピタルワークスが会社名で、ひふみは商品名）」が、これまた私がiDeCoを契約しているSBI証券に株式を譲渡するとの発表がありました。
※正式には親会社のISホールディングが所有するひふみの株式をSBIに売却する
本日、当社の親会社であるISホールディングスがSBIグループに株式を一部売却して、SBIグループが51.28%の当社株式を取得することに基本合意したことを発表しました。突然の発表でお客様にはご心配をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
実際の株式譲渡は4月30日に行なわれる予定です。増資ではなく、既存の株主からの譲渡になりますので、当社に資金は入るということではなく、親会社が交替します。ここまで育てていただいたISホールディングスおよび遠藤社長には感謝を申し上げます。親会社が変わってもISグループには第2位の株主となり、引き続きサポートをしていただけると聞き、心強く思っています。
昨年（2019年）には上場目指していたレオスでしたが、直前になり上場を一旦やめています。
何が起きているのか？
ちょっと心配はしたのですが、もしかしたらその時には既にこの話の打診があったのではないかと思ってしまいます。
確かに預かり資産が積み上がっていく毎に、レオスは自社だけで大丈夫なのかと、どこかで心配になる感情はありました。
今回SBIとの合流という事で、社内以外にも使えるリソースが増えたという事は、まだまだ期待できるのではないかと思います。
ただ心配なのがレオスの代表である藤野さんが外れたりしないかという点です。
確かにSBIがもつ力は大きいですが、藤野さんの考え方に共感を得て「ひふみ」を選んだ私としては、そこは心配です。
まずはじめにお客様にお伝えしたいのは、すべての経営体制はこれまでと同じで、社名であったり運用方法や直接販売、販売パートナーさんのサポート体制などすべてこれまでと同様に行なってまいりますということです。わたしは代表取締役社長を継続し、他の経営陣も変わりませんし、ひふみの運用体制も変わらず、わたしが責任を持って行ないます。
確かに発表の中には「責任をもって行います」とありますが、その後の安定期のような時には分かりません。
今後もウォッチし続けたいと思います。
とはいえ、今はコロナウイルスによる世界経済への影響は計り知れません。
そんな中ですぐには藤野さんも出ていくことは出来ないのかとも思います。
この記事を書いているのは2020年4月7日で、日本では「緊急事態宣言」が出ようとしています。
私が住んでいる国でも公共交通機関などでのマスクの着用を義務図ける法令ができ、もし着用していなかった場合に日本円で約5万円の罰金が取られます。
以前にも言いましたが、行政がココまでしないと自分事としてとらえる事が出来ない事もあります。
私は医者でもなんでもないので、効果的なアドバイスなどは出来ませんが、マスク、手洗い、不必要な外出は避けた方が良いかも知れません。
そんなコロナショックによる株価も急降下中ですが、３月の運用実績をご覧いただきます。
iDeCo、2020年3月の運用実績
先月の運用実績はこちら
いや～赤くなりました。まっかっか！
先月分から投資の割合をひふみ：3、ニッセイ外国株式：7に変更したのですが、どちらもマイナス
ほんの数カ月前まではプラスで、米中貿易摩擦が落ち着いたと思ったら、コロナが出てきて・・・
ただ前向きに捉えればチャンスととらえる事が出来ます。
これだけ下がれば後は上向くしかありません。
もちろんそれがどのタイミングなのか、半年後なのか、１年後なのか、もっと先なのか
私がしている資産運用は短期的な視点での運用ではありません。
私の老後をターゲットにしたものなので約20年先です。
もちろん絶対はありませんが、その時には今よりも良くなっているだろうと思う事は出来るので、今ここから逃げ出すことはありません。
これが短期で考えていたと思うとかなり恐怖を感じるのではないかと思います。
やはりこうした場面でも短期よりも長期でも投資という事を見ていた方が、気持ちも随分と楽になります。
ちなみにこちらが2020年3月15日現在の実績です。
これを見ると、3月の上旬のコロナショックの初速がすごかったことが分ります。
ただ先ほど見て頂いたように3月末には少しは落ち着きを取り戻している事が分かるので、このまま私は長期での資産運用で、気長に積立を続けていきたいと思います。
私がおすすめするネット証券はSBI証券です。
私もSBI証券でiDeCo口座を持っているのですが、SBI証券も楽天証券 も手数料に差はなく、どちらも業界最安値を競い合ってます。
それでも私がSBI証券をおすすめする理由は、メールや電話での問い合わせに対して一番対応が良かったからです。
これから長く付き合う証券会社なので、こうした点は非常に重要です。
