2020年2月のiDeCoでの運用実績を報告したいと思います。
まず始めにiDeCoので金投資に関して、問合せが数件あったので私の見解を述べたいと思います。
まず金の基軸通貨について、米ドルでの取引が一般的です。
日本で金購入する場合、為替の影響を受けます。
現在日本円は米ドルに対して円安傾向にありますが、為替については今後どういった相場になるのかは、当てる事は出来ないので、現状の傾向をのみを理解する。
次に金の値段について、昨年(2019年)の9月頃から値段が上昇傾向にあります。
世界情勢の不安や、米中貿易摩擦など要素は多くありますが、安全資産へのお金が流れ始め、今回のコロナウィルスの騒動で更にそのスピードが加速したイメージです。
現状は一時期ほどの金額になってはいませんが、私個人としては高すぎるように感じています。
次が重要なのですが、短期的な投資なのか?長期的な投資なのか?という点です。
まず短期であれば、高値の金に投資して回収ができるのか?
おそらく現時点からの短期では難しいのではないでしょうか?
そもそも金の持つ魅力の一つとして、現物資産である事です。
もちろん為替の影響により円での価値は上下しますが、米ドルで考えればいつでも換金可能な資産であり、その物自体の価値がゼロにならないで、長期的に所有して数十年後に老後の資金として取っておくのであればアリかと思います。
なので長期的に投資をするのであれば、更に株式や債券などとの組み合わせによって、リスクの分散として投資するのにはおすすめです。
長期的な更にはリスクの分散として、金投資を考えた方が良いという事です。
とういう事で、ココからはいつものように2月の経済ニュースをPickしたいと思います。
まずはコロナウイルスです。
世界的に感染が広がり、日本での100名を超える感染者が出ているコロナウィルスです。
株価を見ている方はもちろん分かっていると思いますが、日本、アメリカを始め株価の下落が続いています。
これ以降は後半の運用実績後に書きたいと思いますが、チャンスと言える時期だと思います。
一方でコロナウィルスの良い影響という部分もあります。
それは通常のインフルエンザの感染者が非常に少なくなっているという事です。
厚生労働省がまとめた昨シーズンと今シーズンの定点あたりの患者報告数を比較すると、今シーズンは早い時期から流行が始まって12月までは昨シーズンを上回る報告数で推移しました。しかし、例年、患者数が急増する年末から年始に関してほとんど変化が見られず、1月20~26日の報告数は約3分の1に留まっています。
引用:Yahooニュース「インフルエンザ昨年比400万人減 新型ウイルス対策と暖冬の効果か」
なんと直近では3分の1に減っているとの事です。
これは手洗い、うがいの徹底が功を奏したようですが、これまであれだけ言われていたのに、コロナウィルスが出たことで、みんなやり始めたという事です。
実際に自分や回りが危機にならないと分からないといことですね。
これは資産運用も同じで、実感がわかない将来の事を現実としてなかなか捉えられていないのかなと思います。
本当はすぐに出も始めた方が良い事ですが、それが広がらないで一部の人で留まってしまう事は、非常に悲しい現実です。
こうした記事が一人でも多くの方に届けばいいかなと思いながら書いております。
という事で2020年2月のiDeCoでの運用実績を報告したいと思います。
iDeCo、2020年2月の運用実績
先月の運用実績はこちら
昨年末ごろから順調に進んでいたのですが、2月のコロナウィルスの影響をもろに受けるような結果となっています。
今回、この結果を受けて私は決断しました。
それは投資の比率を今まで、ひふみ6:海外株4にしていたのですが、これをひふみ3:海外株7に変更します。
ひふみに関してはまだ状況を見たいので残していきますが、海外株式の割合を増やしました。
理由としては恐らくは当面はコロナウィルスショックによる影響で株価が低迷するだろう点です。
これはチャンスだと思います。
もちろんイデコは定額の積立なので、そこまで大きなインパクトはないかも知れませんが、チャンスを目前にして動かない手はありません。
逆を言えば、痛手が少ないので変更する事ができるともう言えます。
後は前回も書きましたが、海外株式一択でも良いかもと思い始めてたタイミングだったので、ちょうど良い機会だと思いました。
年内はこの形で行きたいと思います。
私がおすすめするネット証券はSBI証券です。
私もSBI証券でiDeCo口座を持っているのですが、SBI証券も楽天証券 も手数料に差はなく、どちらも業界最安値を競い合ってます。
それでも私がSBI証券をおすすめする理由は、メールや電話での問い合わせに対して一番対応が良かったからです。
これから長く付き合う証券会社なので、こうした点は非常に重要です。