6月は阿部さんのイラク訪問(訪問時のタンカー爆撃)、米中貿易摩擦、G20と色々と話題が尽きませんでした。
しかし私が一番注目したのは金融庁が発表した「高齢社会における資産形成・管理」というなの報告書です。
メディアなどは「人生100年時代」とか「老後2000万以上の資金が必要」「年金制度の崩壊」なんて表現されている件です。
これに関連する記事などを呼んで思った事は「まだ知らなかったの?」という事です。
私は年金制度が崩壊するとは思っていませんし、老後に2000万円が必ずしも必要とも思っていません。
そうではなく、この報告書で書かれている事は現在の日本現状と将来に起こりうる可能性です。
それを事前に知らずにメディアなどの情報を鵜呑みにすると「年金崩壊」などウソ情報に流されてしまいます。
結果としては金融庁は正式な形でのこの報告書を国に提出することは取り下げましたが、今でも金融庁のホームページにあるので、あんた自身の目で確認してください。
※コチラから見ることができます。
インターネットやSNSが発達して素早く情報を手に入れるようになりましたが、それは同時にウソの情報も早く入ってくるという事です。
なのでこうした情報は必ず1次情報を自分の目で確認しましょう。
その上で、今流れている情報を見ることでその報道や、メディアがどの方向に私たちを流したいと思っているのか、興味深く見ることもできます。
ちなみに報告書をみても「年金崩壊」などの文字はありません。
こちらの記事でもこの件について詳しく掘り下げて書いているので参考にしてください。
その他のニュースでは、韓国へ半導体関係の輸出を制限するものが興味深いです。
これも読み違えるとかなり偏見を持つことになります。
詳しくは日経ビジネスの「誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」」をご覧ください。
簡単に内容を説明すると
- もともと輸出には規制があり、それが元に戻っただけ
- WTO加入時代にあった規制なので、WTOのルールに抵触しない
- 韓国が輸出に関する情報共有のテーブルに着かないので規制をせざるおえない
ザックリですが、こんな感じです。
これもメディアは「韓国人元徴用工」「従軍慰安婦」問題への報復処置と報道している。
もしかしたらそうした側面を持ち合わせているかもしれないが、それは後から付け加えられたもので、本来の理由ではありません。
私もこの記事を読まなかったら、完全にメディアに流されてしまうところでした。
こんな事が6月に立て続けに2件もあったので、自分自身も情報の真意など読み違わないようにしないと思う1ヵ月でした。
他のニュースはトランプさん一色で、結局彼に振り回された感じですかね。
という事で、無駄話が多くなりましたが6月のiDeCoの運用実績を報告します。
iDeCo、2019年6月の運用実績
先月の運用実績はこちら
やはり昨年末に考えていたように、今年はかなり上下が激しいですね。
一時期基準価格が14000円を超えていた「ひふみ年金」ですが、上半期はかなりの上下を繰り返しました。
今年からiDeCoの配分をひふみ年金(60%)、ニッセイインデックス外国株(40%)に変更しています。
もし今後「ひふみ年金」が回復していくのであれば、かなり大きな力になります。
何年かかるか分かりませんが、期待したいと思います。
ニッセイの方は順調というか。。。。
これでもトランプさんに随分振り回されているいし、アメリカは一種のバブル状態とも言われているので、今後どうなっていくのか
ただこの運用は数年スパンで考えているのではなく、今後15年以上の長い道のりになるので、今がどうという事ではなく10年後、15年後にどうなっているのかです。
そう考えるとまだまだ先の長い話しになるので、私も将来の事はわかりません。
私がおすすめするネット証券はSBI証券です。
私もSBI証券でiDeCo口座を持っているのですが、SBI証券も楽天証券 も手数料に差はなく、どちらも業界最安値を競い合ってます。
それでも私がSBI証券をおすすめする理由は、メールや電話での問い合わせに対して一番対応が良かったからです。
これから長く付き合う証券会社なので、こうした点は非常に重要です。