iDeCoでの資産運用、ひふみ年金の2018年をまとめて振り返りかえる

123 iDeCoで資産運用
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iDeCoで資産運用を始めて1年が経ちました。

このブログでも資産運用は「長期」「分散」「積立」、この基本の3つを守って投資を行えば、長期でのリターンは期待できると書いてきました。

そこでまだ投資期間は1年ですが、2018年度のiDeCoでの結果と共に、「ひふみ年金」を運営しているレオスキャピタルの動きなども併せてご紹介したいと思います。

またレオスは2018年末にIPOの予定でしたが、その件についてもご紹介します。

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「ひふみ年金」と共に歩んだ1年間

私がiDeCoを始めようと思ったキッカケがレオスキャピタルの運営している「ひふみ年金(投信、プラス)」でした。

現在、海外に住んでいる為に日本の証券会社に口座を開くことが出来ず、困っていたところでiDeCoであれば新規の口座が開けるという事で、すぐに各金融機関に問い合わせをしました。

その中で最も対応も良く、「ひふみ年金」を取扱っていたSBI証券 iDeCoにしました。

なぜ「ひふみ」にこだわったのか

以前の記事に書いたの引用したいと思います。

ただパソコンで数字を見て投資先を決めているのではなく、日本を全国を横断して自分たちの足で稼いでいる。

そこで聞いたことも無いような中小企業の成長を見込んで、埋もれている価値を見出す、その姿勢に共感を得て選びました。

引用:「iDeCoでの資産運用【ひふみ年金】の上半期をまとめて振り返りかえる!

始めた当初はこの考え方に共感できたので、「ひふみ」にこだわり始めました。

2018年1月~3月のひふみ年金の動き

口座を開設してスタートした2018年の初めは波乱の幕開けとなりました。

2017年12月の日経平均は「22,764円」、そして2018年3月の日経平均は「21,454円」と-1,000円以上と大幅に下落しました。

ちなみに、こちらが3月までの影響を受けた結果(2018年4月8日現在)です。

この時はそこまで大きな影響がなくて良かったと思っていました。

またこの下落に対して、レオスキャピタルの藤野社長は以下のようなコメントを出しました。

本日の日本株式市場は、TOPIX がマイナス 62.45 ポイント(-3.62%)、日経平均株価が
マイナス 974 円 13 銭(-4.51%)と大幅に下落をしました。このような中でひふみ投信も前
日比マイナス 1,842 円(-3.64%)と大きく下落し、お客様にはご心配をおかけしておりま
す。

ひふみは今回の状況に対して、以下のように対応をしています。
1) 現金の比率を事前に若干上昇させていた(3.2%→7%程度)
2) 外国株の比率を引き上げた
3) 日本の大型株の比率を引き下げて現金化した
4) 日本の中小型株のなかで強い成長性がある、市場の影響で急落したものを拾った

引用:2018年3月23日 「直近の日米の株価変動について「ひふみ投信」運用責任者からのメッセージ 」

ここからレオスの投資の流れが少しづつ変化していきます。

この頃から海外株の保有率を引き上げていったのです。

こちらはレオスキャピタルが公開している運用レポートの2018年3月30日現在のもので、上位5銘柄に、Amazon、VISA、Microsoftが並んでいます。

銘柄名組入比率
AMAZON.COM INC1.77%
VISA INC-CLASS A1.76%
東京センチュリー1.75%
MICROSOFT CORP1.69%
協和エクシオ1.69%

こちらが2018年2月28日時点での上位5銘柄

銘柄名組入比率
MICROSOFT CORP1.80%
パナソニック1.67%
三井物産1.67%
ソニー1.55%
東京センチュリー1.54%

もともとマイクロソフトは入っていたのですが、アマゾン、VISAが急に入って来た感じです。

この2018年3月30日時点で海外株の比率は、全体で8.58%に達しています。

このように外国株を買い増したことで、下げ幅を少なくできたのかとも思っています。

2018年4月~6月のひふみ年金の動き

4月に入り日経平均もようやく22,000円台に戻ってきましたが、レオスはその後も外国株を買い増しを続けています。

こちらは6月29日時点での組入上位5銘柄です。(外国株比率:10.10%)

銘柄名組入比率(3月比)
AMAZON.COM INC2.02%(+0.25%)
VISA INC-CLASS A1.90%(+0.14%)
コスモス薬品1.82%
MICROSOFT CORP1.78%(+0.09%)
光通信1.75%

そして、こちらが私の6月の運用実績になります。

下げ幅は落ち着いてきています。

ただ5月29日に日経新聞で、気になる記事を目にする事になります。

海外に投資対象を広げるのはレオス・キャピタルワークスも同様だ。いまや外国株の組み入れ比率は全体の約9%に達し、組み入れ銘柄上位にアマゾン・ドット・コムやマイクロソフトが並ぶ。藤野英人社長は「今後は米国に拠点を置き、本格的な銘柄調査も検討する」と語る。

引用:日経電子版 独立系運用会社、規模拡大 理想と相反

今まで日本の企業への投資を中心にしてきたレオスが方向転換を計るような記事で、アメリカに拠点を設けて、本格的に調査を始めるというモノでした。

もともとのスタートが日本企業への投資という事で「ひふみ」を選んだのですが、これではもう一つ組んでいる「ニッセイ外国株インデックス」と重なる部分が出て来るので、分散投資にはなりません。

もしこのまま外国株を引き上げて行くようなら、考える必要があります。

とりあえずは、これからの動きを注視していこうと思っていました。

2018年7月~9月のひふみ年金の動き

7月は米中貿易摩擦の激しさが増してきた時期でもあります。

もちろん日本への影響はあるのですが、7月~9月に関しては日経平均も順調に推移し、一時24,000円を越えました。

そしてこちらが2018年9月30日時点での実績です。

この7-9月の成績が一番良かったです。

恐らく米中貿易摩擦の影響はまだ織り込まれていなかったのと、阿部さんが再選を果たしたので、日本にとっては良い条件がそろったという事でしょうか。

こちらが9月28日時点での組込上位5銘柄です。(外国株比率:10.62%)

銘柄名組入比率(3月比)
AMAZON.COM INC2.26%(+0.49%)
VISA INC-CLASS A2.03%(+0.27%)
東京センチュリー2.01%
コスモス薬品1.95%
MICROSOFT CORP1.95%(+0.26%)

順調にと言うか、米国株の比率が3月比で増えていっています。

このタイミングで、運用実績もプラスになっているが、このまま外国株の保有率を増やすのであれば、比率を下げなくては・・・

でも実績は出てきているしなぁ、なかなか煮え切れませんが、とりあえずもう少し様子を見ていく事にしました。

2018年10月~12月のひふみ年金の動き

この記事を読んでいる方の中にはレオスキャピタルのIPOに期待していた方も多いのではないでしょうか。

11月19日に東証マザーズへの上場を発表し、そのまま上場かと思われていたが、12月20日に上場は延期となりました。

レオス・キャピタルワークス(東京・千代田)の藤野英人社長は21日、新規株式公開(IPO)の延期について日本経済新聞に対し、「20日の夜に主幹事を務めるみずほ証券からの連絡で、延期を決めた」と明らかにした。

引用:日経新聞電子版「レオス上場延期、みずほ証券が問題指摘

そんな中、日経平均も-1,000円を超える大幅な下落をしました。

そこでレオスキャピタルもすぐにコメントを発表

本日の日本株式市場は、TOPIXがマイナス72.64ポイント(-4.88%)、日経平均株価がマイナス1,010円45銭(-5.01%)と下落しました。
このような中でひふみ投信も前日比マイナス2,192円(-5.46%)と大きく下落し、お客様にはご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

引用:「ひふみ投信の基準価額変動について運用責任者からのメッセージ
(2018年12月25日)

経済は上下しながら成長していくものと分かっていても、これには少し心を揺さぶられました。

こちらが2019年1月2日時点での運用実績です。

かなりマイナスが大きくなっています。

7-9月の米中貿易摩擦の影響などが、直撃した感じでしょうか。

また年末にかけて、ファーウェイショック、ゴーンショック、年明けに明らかになったアップルショックなど、立て続けに経済的には良くないニュースが並びました。

これについてレオスの藤野社長もこうコメントをしています。

予想PERが10.6倍、実績PBRが1.03倍ですので、リーマンショックに並ぶくらいの株価の割安状態になっています。そのような意味で、弱気になる必要はなく、むしろ強気になっています。

引用:「ひふみ投信の基準価額変動について運用責任者からのメッセージ
(2018年12月25日)

また米中貿易摩擦については

外部環境を見てみると、米中貿易戦争はこれからも続くかもしれませんし、景気の悪化トレンドも来年はさらに加速するかもしれません。しかし、株価はそれに先駆けて下がっていますので、この先だんだん下げにくくなってくるでしょう。そうなってきたら、株価の反転時期です。

引用:「ひふみ投信の基準価額変動について運用責任者からのメッセージ
(2018年12月25日)

この言葉を聞けて、私はある事を決めました。

それは今まで「ニッセイ外国株式インデックス」と「ひふみ年金」を50%ずつで買っていたのですが、2019年1月からニッセイ:40%、ひふみ:60%で「ひふみ年金」を増やしました。

もっと増やしても良かったのかもしれませんが、2019年はこの割合でまた状況を見ていこうと思っています。

またレオスキャピタルの組入銘柄の上位も年末にかけて変化が起きていました。

銘柄名組入比率
協和エクシオ2.23%
東京センチュリー2.11%
光通信2.08%
ショーボンドホールディングス1.91%
共立メンテナンス1.90%

銘柄上位に外国株が無くなっています。

もちろん外国株の割合は全体として増えていますが、日本企業が上位に並んでくると、当初の気持ちが返ってきます。

ちなみに外国株は2018年1月31日時点で全体の3.69%だったのが、12月28日時点で11.05%と大幅に増やしました。

この大きな要因は、もちろん投資先を日本だけと絞っているわけではない点、そして預かり資産が3000億円を超えて、日本だけにこだわらずに良い企業に投資をし、そして成長と共に利益を還元していく事なのかと思います。

ちなみに運用資産3000億円と言うのは、一つの区切りのようです。

藤野社長もこのようにコメントをしています。

この業界では、「運用資産3000億円がひとつの壁」といわれていました。それは、過去の日本株投信では運用資産3000億円を超えるとそこから残高が増えなくなり、パフォーマンスが落ち、結果として残高が減少に転じるという現象があったからです。(中略)

自分なりに分析した結果、思い至ったのは「3000億円の壁」には大きな意味はないということでした。

3000億円を超えたとき、金額に目を奪われ、「たくさんお金が集まったけど、どうしよう?」という「How」で対応しようとすれば、運用者は自分を見失ってしまうでしょう。

しかし、重要なのは「How」ではなく「どうありたいか?」、つまり「Be」なのではないか、と気付いたのです。

「ひふみ」を通じてわたしたちがやりたいのは、北海道から沖縄までお客様よりお預かりした資金を日本中の素晴らしい企業に長期的に投資して日本を元気にすることであり、それに集中すればいいだけのことだ、そうフォーカスできた瞬間に、「3000億円の壁」の悩みはなくなりました。

引用:ひふみシリーズ 最高投資責任者(CIO)の藤野英人よりメッセージ
2018年10月

運用資産が大きくなり海外株の割合も増えましたが、私が最初に「ひふみ」で資産運用をしたいと思った考え方は変わっていませんでした。

「日本中の素晴らしい企業に長期的に投資して日本を元気にする」

この言葉で少しモヤモヤしていたものが吹き飛んだ気分です。

iDeCoでの資産運用、ひふみ年金の2018年をまとめて振り返りかえるのまとめ

2019年はまだまだ厳し状況が続くかと思いますが、「ひふみ年金」の割合を増やして、優良な銘柄が下がっているのであれば、また経済が回復してきた時に必ず良い結果が待っていると信じています。

まだ投資開始から1年なんで、そんなに大きな金額ではないですが、10年後、20年後の為にも今はチャンスの時なのではないかと思っています。

長期でじっくりと資産運用をしていくという自分のスタンスを崩さないようにしていきたいと思います。

ちなみに私はiDeCoをSBI証券で契約したのですが、2018年末にオリジナルプランとセレクトプランの2つのプランが新たに用意されています。

オリジナルプランは今までの10年以上の実績のあるプランの中から35商品に絞ったものです。

一方セレクトプランは新たに商品選定を行い、手数料が低いモノが多く「eMAXIS Slim」シリーズなども含まれているので、どこかのタイミングで切り替えようかと思っています。

もしまだ資産運用を始めていないのであれば、SBI証券 iDeCoはおすすめです。

新しく加わったセレクトプランには、もちろん「ひふみ年金」もプランの中に入っています。

今は基準価額が下がっているので、始めるのであればよいタイミングかもしれません。

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