香港でのオフショア投資の為には、香港で銀行口座を持つことが必要との事で、HSBC(香港上海銀行)で口座開設をすることにしました。
ここに至るまでおおよそ2ヶ月間。
海外での資産運用は右も左も分からない事だらけだったので、的外れな質問もたくさんしたと思います。
そして何度もお願いして、投資後のシュミレーションしてもらいました。
家族とも何度も話し合い、ついに口座開設に向けて香港へ出発します。
まずはお手伝いしてくれる会社との日程の調整と、安くて良いホテルの紹介を依頼しました。
香港は非常に物価が高いので、日本でいう「東急イン」レベルのホテルを教えてもらいましたが、それでも日本円で20,000円くらいして朝食なしのプランです。
香港HSBC銀行で口座開設する為に必要な書類
まずは身元を証明する書類の提出を出発前に
- 居留証(海外に住んでいる証明)
- 会社の在籍証明
- パスポートのコピー
- 日本の運転免許証のコピー
更に、これらの書類をCPA(公認会計士)による認証が必要です。
認証という言葉はあまり聞きなれない言葉だと思います。
私も海外に住む前は認証ってなに?って感じでしたが、要するにその書類が公的なモノであることを証明する事が「認証」です。
例えば日本国内で取得できる住民票などは、日本国内で使用する際には公的な書類として認められているが海外ではただの紙切れです。
その紙切れを公的な書類であると海外で証明する必要があり、その証明をするのが、香港の場合はCPA(公認会計士)になります。
※国や地域によって認証の方法に違いはあります。
他のブログで読んだものでは国際免許が身分証明書の替わりになると書いてあったのですが、私の場合は既に国外にいるので国際免許を取得するすべがなく、とりあえず日本の免許証を出しました。
これらの資料を事前に香港のCPA(公認会計士)に提出して認証しておくと、口座開設の際に身元を証明するものを求められた際に利用できるとの事で、サポート会社からは一応作っておいた方が良いとの事でした。
ただアジア圏ではよくある事ですが、会社が決めたマニュアルに沿って業務を進めるのではなく各個人によってやり方が異なったりするので、身元の証明が日本のままで良かったり、CPAの認証が必要だったりします。
安全策としては、認証しておくのがベターだと思います。ちなみに認証の費用はHK$500でした。
あと事前に用意した書類としては、子供の学費保険の方で使うという事で母子手帳の全ページのコピーが必要です。
全てスキャンしてメールで送るのは大変だったので、香港に行った際にコピーを取ってもらう事にしました。
最後に収入や貯金額などの資産状況を記入して、保険に関する重要事項の説明を日本語訳された書類にサインをして事前に準備する書類は終了。
事前の準備はこれくらいで、後は行ってから、これ以上の大量の書類にサインすることになります。
香港HSBC銀行の口座開設には、言葉の壁がある
この書類の提出よりも、私として時間をかけたのはHSBC口座開設の際の、言葉の練習です。
英語より中国語の方がまだ勉強していたので、中国語でのQ&Aを繰り返し練習し、単発でマンツーマンレッスンの授業を受けた時に、先生と一緒にこの内容について練習しました。
すると資料が古いのか、作りが適当なのか、あまり使わない言い回しだとかもあるようで随分と赤字が入ったQ&Aが出来上がってしまい、それはそれで心配になってしまいました。
香港でのオフショア投資の為には、中国語のでの口座開設の壁を乗り越えなくてはいけません。
言葉の心配をしたくない方は日系の銀行もあるので、下記も参考にしてください。

HSBC口座開設はツアーより、個人の方が対応は良かった
私のスケジュールの都合で、サポート会社が用意しているHSBC香港の口座開設ツアーとは別の日程で行く予定だったので、事前に紹介を受けていたホテルと航空券はインターネットで自分で予約しました。
口座開設ツアーではホテルの予約や食事の用意、車の用意などあるようですが、私の場合は結果として個人で行った方が良かったです。
これから書きますが、口座開設ツアーでは聞けない事や開設の際の対応など、絶対個人の方が良いと思います。
移動当日は朝一番の便で香港国際空港に到着、荷物を受け取り入国審査へ、今回はたまたまサポート会社の人と一緒の飛行機だったので、そのままその会社まで一緒に移動しました。
通常であれば空港到着したら到着ゲートで待っていてくれるようです。但し移動の費用はすべて自己負担となります。
到着してすぐには口座開設には行かずに、既に12時を過ぎていたのでお昼を取りに出かけました。
行ったレストランは口座開設ツアーでは使っていない、サポート会社の人たちが良く利用するレストランで非常においしかったです。
ちなみにその時のお昼代は奢ってもらいました。
そして口座の開設に向かうかと思っていたら、先に保険の契約からで、細かく丁寧に詳細を説明してもらい非常に分かりやすく安心しました。
支払い方法は初回はクレジットカードでも可能との事で、まだ口座開設もできていないのでとりあえずはクレジットカードにしました。
ココで注意点ですが、クレジットカード会社によっては海外で一定以上の金額を利用する場合、事前にカード会社に連絡をしておくことをお薦めします。
私は以前海外で、シムフリーのiPhoneを買おうとしたらクレジットカードを切る事が出来ませんでした。
その日にカード会社に連絡し海外での利用と大体の金額を伝え、翌日に購入する事が出来ましたが
今回の香港の日程は1泊2日の予定なので、もし当日ダメなら翌日とはいかないので、事前に連絡し、一応利用可能金額の幅も上げておきました。
ついに香港HSBC銀行での口座開設
保険の契約はほとんど日本語で説明があり、多少の疲れもあったが問題ないく進みました。
そしてついに口座開設の時が来ました。
他のブログで本店が良いとか、どこの支店が良いとか色々と書かれていますが、私の場合はサポート会社のすぐ近くのHSBCの支店で開設手続きをしました。
話しを聞くと本店は、日本人の口座開設でよく利用されているので、最近は逆に厳しくなっているそうです。
最近のHSBCでの口座開設の状況は「HSBCの口座開設はまだできる?」で紹介しているので、ご覧ください。
今回の支店はサポート会社のスタッフが個人でも利用し、銀行のスタッフとも非常に仲良く話しをしていました。
銀行員も人間なのでコミュニケーションが重要です。
サポートの会社の方も常にコミュニケーションをとるようにしているとの事でした。
また今回の口座開設をサポートしてくれましたスタッフは自身でネット事業をしており、その支店で日本円で数千万円以上を預けているとの事。
もちろんHSBCの銀行員とも仲良くしており、これは心強いと思いました。
そして口座開設の順番が来ました。先に結果から言うと、サポート会社の方もほぼ同席して口座を開設することが出来ました。
口座開設の時には、背の低いパテーションで区切られた場所で行います。
最初は同席して、口座開設のHSBCの銀行員の方とも冗談を交えながら話をして開設を進め、途中で誰かに呼ばれていなくなったけど、すぐにパテーション越しに顔を出して話したりしていました。
彼はかなり自由に銀行内を動き回りながらサポートしてくれて、結局私が使った中国語は、住所とそこに書類を送ってください。この2つくらいだったと思います。
ほとんど喋ることなく口座開設が出来ました。
事前に練習していたので本当はもう少し話したかったけど、まずは口座開設が目的です。それは達成出来たので良かったです。
後は手持ちのお金を入金してパスワードの設定など、そこらの手順は全てサポート会社のサービス対象になっているので言われるままに進めるような感じでした。
思っていたより簡単に口座が出来てしまった事に、少し気が抜けました。
香港オフショア投資の為、HSBC銀行で口座開設のまとめ
気がついたら既に夕方で、その後スタッフの方と香港にいるに日本人も合流して食事をすることになりました。そこでは香港の生活、物価や不動産事情など色々と話しを聞くとが出来ました。
そして話しは盛り上がって2次会へ、その後は人数が減って3次会へ
結局朝の4時くらいにホテルにチェックイン、保険契約と口座開設で少し緊張していたのが問題なく進んだことで気が緩んだのか、ちょっと飲み過ぎました・・・
翌日は午後の便だったので、遅めの朝食を食べて空港に向かいました。
最後にホテルはシャンプーやボディーソープも歯ブラシなどもなく、アメニティ?としてはタオルのみでした。契約などの方で頭がいっぱいで、そっちのチェックには手が回りませんでした・・・
今回の香港での大きな失敗はそこでしょうか。
とにかく香港オフショアで投資の為のHSBC口座開設も無事に終わり、海外での運用がこれからスタートします。
このオフショア投資について詳しく知りたい方は「香港オフショアでの「HSBC銀行口座の開設」から「オフショア保険へ投資」まで全部まとめ」をご覧ください。
もし香港のオフショア生命保険に興味のある方は、お問い合わせからご連絡いただくか、こちらの事前アンケートにお答えください。