日本が抱える問題は我々の資産をリスクにさらしていることはご存知ですか?
あなたの資産に関するリスク
- インフレーション
- 銀行の超低金利
- 日本国の1000兆円を越える債務
- 人口の減少
- 近隣諸国(北朝鮮など)との問題
- アメリカとの関係(トランプ政権の暴走)
これら上げ始めたらキリがないほどあります。もちろん最終的にはリスクのまま終わるモノもあれば、そうでないものもあります。
これからの事を予想することは出来ませんが、数年で解決するような問題から、5年、10年、もしかしたらもっと時間のかかる問題もあります。
そんな環境の日本の銀行だけに、あなたの資産を持っていてもいいのでしょうか?
資産の分散はこれからの資産運用においても重要なポイントになります。
資産を分散する必要性は?
資産運用の先人たちはこういった言葉を残しています。
「卵は一つのカゴに盛るな」
一つのカゴだけに卵を盛っていて、もし落としてしまったら全ての卵が割れてしまいます。しかし複数個のカゴに分けて盛っておけば、一つのカゴが落ちたとしても他のカゴに持っている卵は割れずにすむという事です。
つまりは一カ所に集中するのではなく、いくつも(複数)に分散して置くおことが重要だという意味です。
またノーベル経済学賞を受賞したハリー・マーコウィッツが発表した「モダンポートフォリオ理論」によると、お互いに独立した、より関係性の少ない場所にお金を置いておくことで、リスクを抑えて資産運用ができると書かれています。
「関係性の無い、独立した」とは?
例えば、あなたは「日本円」とアメリカから商品を輸入して日本で販売している会社のA社の「株」を所有しています。
仮に円安になった場合、そのA社は仕入価格が上がってしまうので、収益は悪くなり株価は下がります。
また円安になった日本円の価値は、海外からの輸入商品に頼っている日本においては、相対的に下がってしまいます。
要するに「日本円」と「輸入会社A」は、為替において関係性の高いものとなります。
しかし分散投資で、海外で不動産投資をしていたらどうでしょか?円安になったら賃料も円換算したら増えます。これは関係性の低いものとなります。
要するに資産の価値が逆方向に動くことが重要になります。例えば株式と債券などのようにです。
過去の実績として1990年以降に日本株・日本債券・外国株・外国債券に均等に投資していたら、リーマンショックなど大きな低迷もありながらも、年間の平均利回がおよそ5%になったそうです。
そこには株と債券の動きが逆になることで、お互いのリスクを補いながら資産運用できたのが大きかったようです。
資産運用「してる人」「してない人」の20年後を投資信託で比較!何となく資産運用でもしてみようかなと考えてはみるけど、何から始めて良いか分からないから、そのまま時間だけが流れてしまっているあなた。資産運用を「している人」と「していない人」の20年後を色々な角度から比較してみました。あなたはどちらを選びますか?
このように関係性の低い資産を持つことで、高い確率で期待する収益を上げることが出来ます。
今の経済は非常に複雑に絡み合っているので、極力関係性の低いものを選ぶ事が重要なポイントになります。
海外で口座開設する意味とは
最初にも書きましたが、日本はあらゆるリスクにさらされています。インフレだけを取り上げたとして、今後も本格的に物価上昇が実現していけば、あなたの資産価値は低下していきます。
また通貨価値が落ちるという事は、円安の方向に向かう事になります。そうした時に外貨を持っていれば、価値を低くさせるのではなく、価値を高くすることもできます。
そういったリスクを抑え、更に収益化するためにも海外で口座をもつことに意味があります。
外貨を持てばいいのであれば、日本でも外貨預金はできます。しかし日本での外貨預金はペイオフの対象外です。
ペイオフとは銀行に万が破綻した場合に、一定額の預貯金を保証する制度です。普通預金であれば1000万円までが保証の対象となります。
まとめ
海外で銀行を開設するのであれば、香港で開設する事をおすすめします。
香港はオフショア地域なので、運用益に対する課税されません。また日本では扱えない魅力的な海外の沢山の運用先があります。
口座を開設するのであれば、HSBC銀行がおススメです。但し開設には現地で英語か中国語である程度会話をする必要があります。
もし言葉に自信がない方は日系の銀行のニッポンウェルス銀行もあります。
香港での口座開設はリスクの分散、また外貨で資産を持つという意味では、最良の選択と言えます。
また香港へのアクセスは格安航空券なども利用できるので、海外でも安く行けるのはポイントが高いですね。