結婚をきっかけに始めた資産運用は、ソニー生命の変額保険です。
ソニー生命の変額保険は長期で積み立てながら複利での運用となります。
当時付き合っていた彼女(現在は妻)とウェディングフェアに幾つも見て回っていた時、フェアと一緒に結婚資金に関するセミナーも同じ会場で行われていました。
そこにでセミナーを開催していた会社を通して、ソニー生命の契約をしました。
当時30代後半で、これから結婚することになっていましたが、そこまで将来の事やお金の事を明確にしていなかった時で、また資産運用なんてほとんど考えていませんでした。
その時聞いたセミナーは、学校では教えてくれないものでした。こちらもご覧ください。
セミナー後に、この主催会社とアポイントを取り、また改めて話を聞く事にしました。
ソニー生命保険の変額保険での資産運用を開始
オフィスに着くとすぐに担当者と一緒に、これからの2人の将来設計(ライフプラン)を作っていきました。
当時はまだ妻にも自分の年収や貯金額など伝えていなかったので、貯金額の少なさにビックリされました。(妻も人の事は言えないほどでしたが・・・)
そこでこれからもし子供が出来た時の学費や老後のことなど、今まで考えもしなかった事がいくつも数字となって出てきました。
ただ正直、当時はその数字さえ、全く実感がありませんでした。
まずは直ぐに始められるものは何かを聞きました。
私の中ではNISAなどが良いのでは?と勝手思っていましたが、その会社の担当者から返ってきた回答は「生命保険」での運用でした。
なぜNISAではないのか?聞いてみると、当時はまだ制度としてスタートしたばかりで、もう少し待った方が良いのと、貯蓄が少なくそこにお金をかける前に結婚式を先に用意した方が良いとの事でした。
それと結婚するのであれば「生命保険」に入っておけば、もしもの時に備えておけるから。
まずは少額から始めて、資産運用することがどういうことなのか理解してからでも、他を始めるは遅いことはないとの事でした。
そこで提案を受けたが「ソニー生命」の「変額保険終身型オプションA」での資産運用です。
※今は保険料が少し高くなっているようです。
簡単な概要の説明があり、その場ですぐにシュミレーションも作ってもらえました。
ソニー生命(変動保険)の運用シュミレーション
月額の保険料が9,831円、15年満期、死亡などの保険金は300万円、保険料の一部を毎月積み立て複利で運用する商品です。
運用部分は「0%」「3.5%」「7.0%」の場合でシュミレーションを出してもらいました。「解約返戻金」というのが、運用で得られる部分です。
この表でいくと、保険料の支払いが終わる15年後の解約返戻金は
運用実績「3.5%」の場合は157万円
支払った保険料にも満たないですが、生命保険に入っていることを考えれば安いのかもしれません。
運用実績「7.0%」の場合は209万円
支払った保険料を上回っています。また死亡した場合の保険料も上がっています。
当時も銀行の利息は低くかったので銀行にお金を預けるよりも、この生命保険で運用した方が、どちらの場合においても賢いお金の使い方だと思いました。
このソニー生命保険(変額保険)のメリット、デメリット
このソニー生命保険のメリットは、15年の満期を迎えて、その時点での返戻金をそのまま受け取ることもできるが、受取らずにそのまま100歳まで運用できる。
もちろん死亡保証はついたままです。
仮に「3.5%」の運用実績だった場合でも、私が58歳の時には支払った保険料(約176万円)を上回り65歳の時には200万円になっています。
追加で保険料を払うことなく、死亡保険も継続でき、運用が続けられる事はメリットですね。
デメリットは運用実績が「0%」の場合の返戻金を見て頂ければ分かるかと思います。
15年目以降、運用益が出ない場合は、一部は純粋な保険料として取られていくので、返戻金は減っていきます。
もし純粋に保険料を計算する場合は、15年後の満期の時で、保険料の総額は176万円、運用実績「0%」の時の返戻金は119万円なので、(176-119=)57万円が15年間保険料という事なります。
570,000÷15年÷12か月=3,166円
約1万円を毎月保険料として払っているので、約7割が運用資金となり、約3割が保険料として取られています。
これが例えば投資信託などであれば、ずいぶんと高い手数料となりますが、生命保険に加入していることを考えれば、そこは理解できるのではないかと思います。
ソニー生命(変動保険)の運用実績公開
こちらが2018年1月1日現在の運用実績になります。
シュミレーションよりも良い実績ですが、まだまだ長い道のりなので、これから何があるか分かりません。
またこの運用の中身としては「国内株」「世界株」「世界債券」などに分散して投資しています。
ソニー生命の場合、日本株式や世界株式、債券や総合型など8種のファンドから自由に比率を指定して選ぶ事が出来ます。
この中でも「世界株式」が話題みたいです。
運用実績を見ていてもいつも高い水準なので、「世界株式」一本にしようかと思いますが、この投資先については、今回のこの保険を契約した会社のノウハウがあるようなので公開できませんが、5種類に分散投資しています。
長期で生命保険で資産運用する意味
契約してまだ数年しかたっていませんので、長期での運用をして良かったという実感はまだありませんが、その時々の景気状況で売ったり、買ったりが出来ない事はかえって、常に利益を追いかける運用よりも、ずっとストレスは少ないと思います。
また生命保険での資産運用はあくまで、保険とのセットです。
純粋に資産運用と考えると、保険料が引かれる分、目標額までの効率は下がりますが、長期的にみれば、ただ銀行にお金を預けておくよりも、高い運用益が期待できます。
もし生命保険で資産運用を考えているのであれば、まずは無料で相談できるこちらの会社がおすすめです。