資産運用セミナー(東京・大阪)へ参加する際、投資初心者が注意する3つの事

資産運用セミナーへ参加する際、投資初心者が注意する3つの事資産運用セミナー
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そろそろ資産運用を始めようと思った時に、何をしたら良いか分からず、とりあえずネットなどで目についた無料の資産運用セミナーに申込んだり、もしくはこれから申込もうと考えている方。

また資産運用セミナーは東京や大阪などの大都市圏で非常に多くなっているので、どれを選んで良いか迷っている方。

そんなあなたの為に、実際にセミナー運営している私が主催者目線から、投資の初心者が資産運用セミナーに参加する際の注意点と簡単な基礎知識、更にはおすすめの無料の資産運用セミナーをご紹介したいと思います。

 

まず前提として、資産運用は長期で運用するものとしてお話ししたいと思います。

なぜ長期での運用をおすすめするかと言えば、まずあなたが資産運用に関しては初心者だからです。

長期で運用することは、短期で運用するよりもリスクを抑えることが出来ます。

具体的に長期での運用とはどれくらいの期間かと言えば最低でも5年以上、できれば10年以上での運用期間を持つことが重要です。

これだけの期間があれば、複利での効果も発揮できるからです。

こちらについても後ほど詳しく説明していたいと思います。

 

では投資初心者が無料の資産運用セミナーに参加する際の3つの注意点をご紹介していきます。

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資産運用セミナーで注意する3つの事

私は仕事柄、自社の商品説明セミナーなどを開催する主催者側です。

主催者側の観点でセミナーでの注意点などを書きたいと思います。

資産運用セミナーの注意点①

まず資産運用セミナーは大きく分けて2種あります。

その場で契約に誘導するものと、知識や情報だけを与えてくれるもの。

この2つを見分け方は非常に難しいので、もし勧誘されるのが嫌であれば事前に勧誘がないか確認するのをお勧めします。

もし勧誘があるかないか教えてくれない主催者がいた場合、そんなセミナーには参加しない方がいいでしょう。

金融機関(銀行、証券会社)が主催の無料の資産運用セミナーは、ほとんどが金融商品を勧められると思っていて下さい。
また商品を勧めるために、多少偏った説明がある可能性があるので、本当の情報や知識は手に入りにくい事がほとんどです。

資産運用セミナーの注意点②

金融商品はその場(セミナー会場)ですぐに契約する必要は、ほとんどありません

なぜなら今契約しないと条件が悪くなるなどの謳い文句は、大抵の場合は過剰広告だからです。

仮にセミナーを聞いてから1週間後に契約したとして、その1週間で日本や世界の経済がガラリと変わる事はありません。

もちろんその可能はゼロではありませんが、1週間で世界が変わるような大きな事件や問題が起きた場合は逆にチャンスと捉えることもできます。

 

例えば2008年に起きたリーマンショック以降、株価などは一気に低迷しました。

これがなぜチャンスかというと、優秀な企業の株価も一緒に低迷したからです。

優良な企業の株を低価格で購入することが出来れば、経済が回復するにつれてその株価は大きく成長していくからです。

 

ただこうした経済が今後どうなるか?なんてことは誰も当てることは出来ません。

なので資産運用セミナーの当日でも、1週間後に契約しても大した違いはないという事です。

特に資産運用の初心者の方は注意していください。

 

もちろん国の制度が変わるなど、本当に時間的な制限がある場合もあるので、そこは確認してください。

また「今契約すれば特典がついてくる」なども、相手はあなたにすぐに契約して欲しいのでこのような提案をします。

しかし長く資産運用していくなかで、その特典は本当に必要なのか考えて下さい

単なるノベルティ程度であれば必要はないと思います。

資産運用セミナーの注意点③

次に持ち物は筆記用具とノート、録音が認められるのであればスマホで録音もしておきましょう。

事前に契約することを決めている商品の説明会であれば、印鑑や身分証、マイナンバーなど必要になりそうな資料は持って行きましょう。

 

まだどのセミナー参加するか検討されている方は、こちらの無料の資産運用セミナーがおすすめです。

私がおすすめする資産運用のセミナーは
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では続いて資産運用初心者の方に向けた、基礎知識をお話ししたいと思います。

投資初心者の為の基礎知識

資産運用では「卵は一つのカゴに盛るな」とよく言われます。

資産運用の先人たちが残した言葉です。

 

一つのカゴだけに卵を盛ってしまった場合、そのカゴがひっくり返った時に全部の卵が割れてしまいます。

ですが複数のカゴに分けて盛っておけば、どれか一つのカゴを落として卵が割れてしまっても、他のカゴにある卵には影響ありません。

 

これは運用先を一つにするのではなく、分散して運用することでリスクも分散できるという意味でよく使われます。

そういった意味では投資信託などは既に、複数のカゴに卵を盛った状態で販売している金融商品です。

 

次に長期での運用を考えた場合によく言われるのは「ドルコスト平均法」「複利運用」の2つです。

「ドルコスト平均法」とは、毎月定額を決まったタイミングで機械的に投資する手法の事です。

この機械的に毎月積立てることで、あなたの感情に任せた売り買いを制限することが出来ます。

 

もしあなたが個別銘柄で資産運用しているとしましょう。

あなたは資産運用について初心者にも関わらず、ニュースやメディアの情報によって「あの会社の業績は悪くなりそうだ」「良くなりそうだ」と聞くと

すぐにでもその会社の株を買ったり、または売ったりしたいと思うかと思います。

しかし資産運用ではこうした周りの行動や情報にいちいち惑わされず、じっくり運用していく事が重要になってきます。

 

また購入の仕方も一括でドーンと買うのではなく、毎月定額を積み立てていく事がおすすめです。

なぜなら高値がついている時は少なく、安値の時には多く買う事で、購入単価が平均化されていきます。

こうすることでリスクを抑えることが出来ます。

こちらの記事も参考にしてください。

 

次に「複利運用」について、利息には「複利」と「単利」があります。

単利は元本だけに対する利子の事です。

これは何年、何十年経っても元本の金額は変わりません。

複利も元本に対する利子という意味では同じですが、元本の額は毎年の利子を加えた金額になります。

 

例えば元本を100円として、毎年10%の利子がついた場合

単利
1年目:元本100円、利子10円
2年目:元本100円、利子10円

複利
1年目:元本100円、利子10円
2年目:元本110円、利子11円

 

このように複利は毎年元本が増えていきますが、単利は増えません。

実はこれが長期運用する時に大きな力となるので、もし契約を考えている商品があれば、単利なのか複利なのか確認しましょう。

 

これらが基礎的な知識となります。次に日本の現状についても少し知っておきましょう。

日本の現状

現在の日本は超低金利時代です。

現在の銀行の金利は0.01%程度、定期貯金でようやくこの数字になります。

仮に100万円預けていても1年で100円の利子しか付きません。

 

また政府と日銀はデフレ脱却の為に、物価上昇2%(インフレ)を目標に政策を推し進めています。

インフレになる事で私たちの資産価値は低下していきます。

こちらのグラフをご覧ください。

インフレで100万円の資産価値は10年後にいくらになるか

このグラフは毎年インフレ率がそれぞれ1%、2%、3%上昇した場合、100万円の資産価値は10年後にいくら相当になっているかを表したものです。

ノの値段が上がる事で、今ある資産の価値は減っていく事がこのグラフで分かるかと思います。

 

利息が0.01%の銀行にお金を預けておくだけでは、このインフレのスピードについていく事は出来ません

 

参考値として2017年に総務省が発表した消費者物価指数は前年比0.5%の上昇でした。

2018年度の消費者物価指数は1.3%の上昇

出典:総務省統計局「2018年度の消費者物価指数

2018年の年間の物価上昇率は2015年を基準して1.3%の上昇でした。

 

このようにインフレは少しづつではありますが、私たちの生活に近づいてきています。

このインフレからあなたの資産を守るためにも資産運用をすることが必要になります。

 

また老後に受け取れる年金も、今後の年金受給者の数は増えていくが、その年金を支える現役世代は減っていきます。

すると年金が今の以上の金額になる事はあまり見込めません。

長期に資産運用することはこうした年金の問題や、インフレの問題に対応できる唯一の手段だと考えられます。

あなたの資産はあなたが守らないと誰も守ってくれません。

初心者が無料の資産運用セミナーに参加する際の注意点まとめ

こうした基本知識を知っておく事で、資産運用セミナー当日に焦らずに色々な話が聞けると思います。

もっと言えば、こうした話をもとにあなたの老後や将来のお金のことについて、脅かすような言い方で金融商品、例えば投資信託などを勧めてくると思います。

そこで焦って契約するのではなく、勧められる商品の情報を集中して聞いて、その商品をしっかり見きわめましょう。

 

資産運用を始めることは必要ですが、どういった商品で運用するのか、その運用方法は単利なのか複利なのか、積立なのかなど、チェックポイントになる箇所は多くあります。

そうした部分を聞き逃さないでください。

もし分からなかった、恥ずかしがらずに質問しましょう。

これはあなたがこれから長く付き合っていく商品になりますので、じっくり選んで下さい。

そしてまず自分の許容できるリスクの範囲で資産運用をはじめてみてください。

始める事で見えてくるモノがあります。

また何事も行動し経験することで、次の行動の指針にもなります。

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