20代の資産運用ポートフォリオ!資産運用で成功するには?

20代の資産運用ポートフォリオ!資産運用で成功するには?資産運用
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20代は社会に出たばかりで、まだ貯蓄も少なく手取りの給与もそこまで高くありません。

またプライベートでの交際費やスキルアップの為の自己投資などで、資産運用で使える金額もあまり確保することは出来ません。

そこで今回は20代が資産運用を始める時に参考して欲しいポートフォリオや成功すためのポイントを伝えしたいと思います。

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20代の資産運用での成功のポイントは?

20代が資産運用で成功すための3つのポイントをご紹介します。

1、無理のない範囲で投資金額の設定
2、毎月自動引き落としなどを利用して投資
3、目標の金額を設定する

1、無理のない投資額の設定

20代の平均年収は国税庁が出している「平成29年分民間給与実態統計調査」のデータによると「3,121,500円」なっています。

月の手取りは税金など差し引いたら約20万円程度となります。

もちろん既に一人暮らしをしている方も多いかと思うので、遊びや自己投資に使える金額は多くて5万円程度

このお金の中から、無理なく投資に回せるとしたら1万円が良い所でしょう。

もちろん生活環境や住んでいる地域によっては差があるので、一概には言えないがこの金額であれば無理のない範囲かと思います。

 

2、毎月自動引き落としなどを利用して投資

パーキンソンの法則は、1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソンの著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』、およびその中で提唱された法則である。
役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続けるというもの。

引用:Wikipedia

これは残念ながらお金にも当てはまります。

私もそうですが、お金はあればあるだけ使ってしまうので、給与振り込みと同時に自動で天引きされるようなサービスを利用しましょう。

 

3、目標の金額を設定する

目標を持たずに資産運用を始める事はおすすめできません。

仕事でもなんでも目標を持つことで、次の行動の指標となります。

例えばダイエットしたいと単純に考えていた場合、多少の食事制限や運動はするかもしれませんが、途中で止めてしまう可能性が高くなります。

しかし5キロ痩せると目標設定をすれば、その為の行動もはっきりし、体重計などで自分が今どこに位置にいるのか自分の目で確認することが出来ます。

このように目標を設定することで、何をすべきなのか、また自分の立っている位置がどこなのかという事が理解できます。

資産運用でも目標金額を設定して

  • 毎月1万円を何に投資すれば目標を達成するのか
  • 目標に足りなければ、投資額を増やすために数回の外食を我慢しよう
  • スマホを格安携帯に変えよう

こうした今までと違った行動が出て来るはずです。

 

20代で資産運用をして、成功したと言える金額は?

20代で資産運用の成功とは、お金の事や知識や投資経験をつめるだけでも十分に成功だと思います。

その後の生活や仕事の中でそうした事を意識して生活することが出来るからです。

 

ただあえて具体的な数字を言うとしたら、20代で500万円の資金を資産運用で作ることができれば大成功かなと思います。

例えば10年間、年利回り5%の運用ができた場合でシュミレーションすると

・毎月1万円積立投資した場合、1,559,218
・毎月3万円積立投資した場合、4,677,810
・毎月5万円積立投資した場合、7,796,384

月に3万円を資産運用に回すことができれば、500万円が見えてきます。

 

成功のポイントで「無理のない投資」を挙げましたが、後はあなたの考え方次第となります。

なぜ成功の金額が500万円なのか?

理由として

1、30代以降はリスクが低い商品でもそれなりにでもリターンを期待できる
2、良い金融商品に投資をするには、ある程度まとまった資金が必要

こちらの2つが挙げられます。

投資はリスクを取ればそれだ大きなリターンを得られますが、損失につながる可能性もあります。

ある程度まとまった金額になれば、リスクの少ない投資であってもある程度の金額をリターンで稼ぐことが出来ます。

また金融商品によりますが、最低投資額が設定されている商品もあります。

良い条件であっても、その時に手元にまとまった資金が無ければ、機会の損失につながります。

 

20代から資産運用をするメリット

1、長期で資産運用に取り組むことができる

20代から資産運用するメリットは時間があるということに尽きます。

資産運用はもちろんリスクはあります。

そのリスクを如何にして抑える事ができるか?というのが資産運用では重要なポイントです。

長期で資産運用ができるということは大きいなメリットになります。

 

2、失敗が大きな傷口になりにくい

20代は資産運用に回せる金額は少ないので、失うお金も少なくて済むと前向きに捉えることもできます。

 

3、複利の効果が得られる

20代で資産運用を始めるという事は、50代、60代が資産運用を始めるよりの長期で運用することが出来ます。

そうすると、運用中に資金が増えればそれを使って再投資を行い、資産を増やすという複利効果を狙うことができます。

20代におすすめのポートフォリオは?

仮に5%の年利を狙うのであれば、ある程度のリスクを取った資産運用が必要になります。

ただ高いリスクに投資をすれば良いという事でもありません。

先ほども説明しました、まず長期で運用を始める時点である程度リスクを抑える事が出来ます。

また投資先を分散し、更に毎月などの積立にすることで更にリスク抑制効果は働きます。

 

そこで日本の年金資金を運用しているGPIF「年金積立金管理運用独立行政法人」のポートフォリオ参考にしながら、おすすめもポートフォリを紹介します。

こちらが2018年(平成29年度)のポートフォリオになります。

年金積立金管理運用独立行政法人のポートフォリオ

出典:資産構成割合(年金積立金全体)

  • 国内株式:25.14%
  • 海外株式:23.88%
  • 国内債券:27.50%
  • 海外債券:14.77%

※短期資産は現金で、自由に動かせる資金となります。

 

GPIFの2017年の運用実績は、こちらのようになっています。

収益率+6.90%
収益額+10兆810億円
運用資産額156兆3,832億円

株式は全体の約53%、債券は約41%とのポートフォリオで、年利6.9%を達成しています。

海外株式、債券の割合が全体の40%と高めになっているのが、6.9%の数字に返ってきているかと思います。

それだけリスク資産を組み込んでいるとも考えることもできます。

 

リスクをもっと抑えたいのであれば、全体的に債券の割合を10%程度高めても良いかも知れません。

また初めは投資信託などで株式、債券の組み込まれたバランス型の商品を購入した方が、始めの手間が少なくておすすめです。

 

まとめ

20代であれば資産運用する時間はたっぷりあるので、コツコツ積立を行う形式でも無理なく資産運用をスタートできます。

積立なので少ない金額からはじめられますし、また積立をすることで値段が激しいリスク商品であっても買い付けコストを平均化でき効率的な運用ができるでしょう。

もしもっと資産運用の基礎知識をつけたい場合は、無料の資産運用セミナーなどを活用するといいでしょう。

但し金融機関が開催しているセミナーでは商品の販売が目的となるので、できれば中立的な教育機関を選ぶようにしましょう。

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